『10年後の仕事図鑑』

『10年後の仕事図鑑』
堀江 貴文 (著), 落合 陽一 (著)
SBクリエイティブ、2018/4/5、¥1,512(有隣堂亀戸)

AIや仮想通貨など従来型の考え方では生きていけなくなる、と煽りに煽る本。
著者の言っていることの1/10でもやればいいんじゃないの、という感想。

▲[ヒカキンのような] 新しい仕事で成功している人たちには共通点がある。
1) 「作業にはまっていること」
2) 「思いを持って毎日発信すること」 (pp.56-57)

▲未来が不安な若者には「仕事になる趣味を3つ持て」と伝えたい。(p.232)

▲商売が成功する基本的な秘訣は一つだけだ。すなわち、成功するまでやり続けるということ。市場原理があるようでないので、100回もやればだいたい成功するのだ。(堀江、p.248)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

勉強法 教養講座「情報分析とは何か」

勉強法 教養講座「情報分析とは何か」
佐藤優
角川新書、2018/4/7、¥886(有隣堂亀戸)

同志社大学の特別講義をまとめたもの。著者の言うことはいつも同じだが、読むたびに勉強しなければという気にさせられる。

▲嘘をつくなよ、ではなくお互いに正直にやろうじゃないか、と言おう。(p.150)

▲放送大学の『新訂初歩からの数学』はオススメ。(p.157)

▲スタディサプリは使える。(@.160)

▲カレルチャペックの『山椒魚戦争』は読め。(p.196)

▲池上さんは新大久保の第一教科書に行って学参などを見ている。(p.206)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『「黄金の羽根」を手に入れる自由と奴隷の人生設計』

『「黄金の羽根」を手に入れる自由と奴隷の人生設計』
橘 玲
講談社+α文庫、2004/8/24、¥972(BO460)

10年以上前の本なので、状況が全く変わってしまっているが、基本的な考え方の勉強にはなる。例えば、デフレ期一番賢かったのは何もせずただ預金を積み上げた日本の一般国民だった、など。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『続・京都烏丸御池のお祓い本舗』

『続・京都烏丸御池のお祓い本舗』
望月麻衣
双葉文庫、2018/4/12、¥620(有隣堂亀戸)

お祓い本舗の面々は得意先の黒田の娘が黒田の入信している怪しい宗教に生贄にされるのを防ぐために侵入する。その過程で高校生の助手海斗の前世が高位の白狐であり、同じような境遇になった娘を救うために身代わりになったことを思い出す。海斗が前世で救い、現生で再会したのは黒田の娘だと思っていたが、実は意外な人物だった。

ホームズと拝み屋澪人が友情出演している。

著者のノリが安定し、量産体制に入ったように見える。どのシリーズもだいたい似たような話だが、難しく考えず面白く読めるのでつい買ってしまう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『我が闘争』

『我が闘争』
堀江貴文
幻冬舎文庫、2016/12/6、¥745(有隣堂亀戸)

著者の自叙伝。彼の立場から見たライブドア事件。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『チョコレート・コンフュージョン』

『チョコレート・コンフュージョン』
星奏なつめ
メディアワークス文庫、2016/2/25、¥616(BO360)

大人の雰囲気たっぷりなのに男ができないOL千紗は、同じ会社で以前はヤクザの殺し屋だったと噂される北風龍生に、壊れたハイヒールの代わりにスリッパをもらったお礼に友人からもらったバレンタイン義理チョコレートを渡す。ところが、友人が500個の中に1つだけ「愛しています」というメッセージが入っていたことから龍生と付き合う羽目になす。

途中でひどいことにならないので安心して軽く読めるラブコメディ。ちょっと甘すぎるが面白かった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『京都烏丸御池のお祓い本舗』

『京都烏丸御池のお祓い本舗』
望月 麻衣
双葉文庫、2017/10/12、¥640(BO360)

ホームズ、拝み屋に本シリーズと、量産体制に入った感じの著者。

会社をリストラされた木崎朋美は、探偵事務所に雇われるが、実はそこは払い屋だった。作中にホームズの店「蔵」が出てきて、他シリーズとの相乗りも今後期待できる。

難しく考えずに楽しく読む本。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『ゲンロン4 現代日本の批評III』

『ゲンロン4 現代日本の批評III』
東 浩紀 (編集)
株式会社ゲンロン、2016/12/7、くまざわ書店錦糸町

現代日本の批評3として2001-2016を取り上げた特集のほか、日本のリベラル/左翼の再起動をどう図るかなどの記事。

特集記事はゼロ年代になって東浩紀一人勝ちの時代となり、その状況が10年代後半に入っても続いていることへの諦念が書かれている。思想が難しい時代になったのは事実だが、だからと言って社会学者や思想家たちが

現状に馴致し、テレビ芸者になるのはいかがかと思った。
また、リベラルの再起動に関しては、山口二郎や津田大介を招いての対談形式だったが、左翼の負け犬の遠吠えにしか読めず、ここでも「保守ではない層」に将来の明るい展望がないことが明らかになっている。

浅田彰との対談は歴史として面白く読んだ。

特集記事以外にはあまり興味を惹かれなかったが、買って読む価値はあった本。

本書を読んで感じたこととして、左翼/リベルの言葉に力がない時代に東の言葉に少なからず説得力が残っているのは、彼自身がゲンロンを経営していることで、保守の言葉を理解しつつ、リベラルとして自分の思想を主張しているからだと思う。その点は、大学などの安全な場所に身を置いて綺麗な言葉を使う多くの左翼/リベラルの人たちよりはよほど信頼できる。

●柄谷[行人]は、[敗戦によって] 言葉と現実が一致しない、一致できない国と時代に生まれた。だから批評という病を患った。だとすれば、批評という病は、言い換えれば言葉と現実の乖離は、ねじれそのものが解消されなければ癒えることがない。そしてそのねじれは今も変わらずに存在している。したがって病は癒えるはずがないのだ。たとえ本人がデモに赴こうとも。(東、p.37)

●歴史的に見ても、続けた人が最後は勝利するんですよ。あたりまえだけど。(大澤聡、p.139)

●佐々木敦:少なくとも [左翼は] 負けたという事実は認めてもらわなければならないとまずい。でも彼らはその出発点にも立ってくれない。[略]
東:理想を掲げることと、現状で勝利することは両立するはずですよ。いまの日本のリベラルはたんに現実逃避を続けている。(p.157)

●ブランドになって初めて継続性が生まれる。僕が引退したとして、ゲンロンを誰かが引き継ぐ。ただ、引き継いだ人は完全に自由にできるわけではない。なぜなら僕が作った『ゲンロン』の観客に制約されるからです。それこそが観客=外部が作るアイデンティティです。このような視線がなくては継続性は生まれません。(東、P.167)
⭐︎誰かが引き継げるとは思わないが、ブランドという概念については理解できる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『眠れないほど面白い『古事記』』

『眠れないほど面白い『古事記』』
由良 弥生
王様文庫、2012/12/1、¥648(有隣堂亀戸)

古事記の主要な部分を口語にしてわかりやすくした本。神代の天皇や神たちは親族で殺し合い、近親相姦、女にだらしない、などダメなところ山盛りのどうしようもなく人間臭かったことがわかった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『九つの、物語』

『九つの、物語』
橋本 紡
集英社文庫、2011/2/18、¥670(借)

大学生のゆきなの前に、死んだはずの兄が現れる。各章にゆきなが読んでいる小説の内容と並行した日常生活が描かれる。料理好きな兄はいつもゆきなに美味しい料理を作る。話が進むにつれ、なぜ兄がなくなったか謎がわかり、ゆきなは絶望するが、最後に立ち直る。

出てくる料理が美味しそうで、料理を美味しそうに書ける作家は名作家という評価があるとすれば、著者は間違いなくその一人だdろう。切なくも前向きな小説として読んだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧