佐藤優 講演「安倍外交は国益を体現できているか」

13/10/2
演題:「安倍外交は国益を体現できているか」
講師:佐藤優
主催:夕学五十講

演題は国益についてだが、実際の内容はほとんど中東・沖縄問題についてだった。

・安倍外交は国益を体現できているが、多分に運による。
・ロシアのG20で、安倍のイニチアチブで日露2+2協議を提案したことと、オリンピックプレゼンを理由にすぐにロシアを去ったことで、ロシアでの安倍の評価は上がった。→無自覚にシリア情勢についてロシアを支持したことになった。
・日本のマスコミは情報は多いが補助線の引き方がおかしいのでわからなくなる。
 読むべき新聞→朝日新聞+読売or産経&IHT 
 中東に関して、産経の宮家邦彦の記事、IHTの分析は参考になる
 朝日新聞は中国版韓国版を出しているが、それらをGoogle翻訳で読むと、大変右寄りなことを書いていることがわかる。
・麻生はナチスを評価した大臣としてヨーロッパでは避けられている。朝日が英訳したので、逃げられなくなった。
・アメリカの「レッドライン外交」という補助線
 =アメリカが勝手に線を引き、それを超えた政権をつぶす。ex. フセイン、タリバン、アルカイダ
 「我々は特別だから何をしても許される」→これにプーチンが反論
 イランについて正しい分析をしている人
  =宮家邦彦、山内昌之「中東 新秩序の形成―「アラブの春」を超えて」
・アメリカがシリアを攻撃できなかったのは、皆プーチンにだまされたから。プーチンはオバマが嫌い。
 アサドのアラウィ派は千年抑圧されてきたが、1918フランスが彼らに権力を持たせ委任統治した。その後、反体制派は根絶されたので土台がなく、今の反体制派は半グレのようなもの。
・ロシアがシリアにコミットする理由
 1) ロシアの影響力維持=GRUの武器販売ルート保持
 2) プーチンの仕返し=スノーデン事件でオバマの不始末のためメンツをつぶされたから。
 3) ソチオリンピックの自爆テロ阻止=
   a) 1861年ロシアがコーカサス地方を平定しオセチア人を通じて統治
   b) 中東で鍛えた中東チェチェン人と本国チェチェン人の協力により、チェチェン人の独立戦争で1996年実質独立達成。その後中東と本国で内乱。本国チェチェン人が圧倒的不利になる。
   c) 本国チェチェン人がプーチンと組み、中東チェチェン人を皆殺し。その隣がソチ。
   d) チェチェンには7代前までの仇を討つ血の掟がある。
   e) シリアが混乱すると、中東チェチェン人の拠点ができてテロが起こる可能性がある。

・中国は顕在化した危機。尖閣を武力奪取してくる。日本は1895年閣議で編入したと主張しているが、これは秘密閣議で、公開したのは1952年。
 沖縄の内外問題=石垣・八重山等は沖縄本島の植民地だった。
 沖縄のリズムは8886→天皇陛下の琉歌は国家統一のため
 日台漁業協定・尖閣国有化は沖縄を激怒させた。→沖縄独立への道→国家統合の危機

・現在の政権は反知性主義=決断主義の裏返し

・ロシア人は本を読むので書籍発行は増加している。
 ロシアの経済=1.贈与 2.相互扶助 3.商品経済
 ペテン師率 モスクワ5%、ソチ40%、クリル諸島98%

・北方領土については 朝日デジタル7/19「東郷・パノフ共同提言」が参考になる。
 参考文献「日ソ国交回復秘録 北方領土交渉の真実」朝日選書

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西川善文 講演「ラストバンカーが語るリーダーシップ」

12/011/13
演題:「ラストバンカーが語るリーダーシップ」
講師:西川善文
主催:夕学五十講

元三井住友銀行頭取で日本郵政の社長を務めた講師の講演。
著書の『ラストバンカー』が面白く、また、リーダーシップについてということだったので、受講。

リーダーシップについては、あまり細かいことでなく一般論を語っていた。その後、住友財閥・住友銀行の歴史について講義。たぶん、三井住友銀行の若手社員が聞くとちょうどよい内容だと思った。
講演は短めで、質疑の時間が長かった。が、現役を離れてしばらく経っているとのことで、あまり深い話は出なかった。

会場に向かうエレベーターで一緒になったが、テレビなどで拝見していたより小柄な人だった。

「この人の話を聞いた」という事実に価値のあった講演。

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三木谷・野間・マッコイ講演『人々が求める書籍/出版に私たちはどう応えていくのか』

12/07/04
演題:『人々が求める書籍/出版に私たちはどう応えていくのか』
講師:講談社社長 野間省伸、楽天社長 三木谷浩史
   国際電子出版フォーラム(IDPF)事務局長ビル・マッコイ
   丸善CHI社長 小城 武彦(司会進行)
主催:国際電子書籍EXPO

国際電子書籍EXPO初日オープニングの国際講演。楽天Koboの発表直後ということもあり、2800名申込とのことで関心の高さが伺えた。

内容は大きく3つに分けられる。楽天のKobo戦略、日本の電子書籍化の状況と課題、EPUB3・HTML5など電子書籍フォーマットの統一化。音楽産業がiTunes等海外勢に支配されたことを引き合いに、「電子書籍は国内のコンテンツを海外に輸出するチャンスだ」と挑戦的に捉えて事業に取り組んでいく姿勢に感銘を受けた。

また、野間社長の「個人的感触では電子書籍は5〜10年後に書籍市場の20〜30%になる」との見通しは、昨年東京国際ブックフェア講演での大沢在昌の見通しとも重なる。出版業界で電子書籍に携わっている関係者のコンセンサスは恐らくそのあたりだろう。

・楽天Koboの戦略(三木谷)
 読書革命ーEPUB3を採用。UIはカナダで開発。
 日本のコンテンツを海外(海外邦人、外国人)へ広く展開。
 Koboは190カ国900万人240万冊の規模。日本では150万冊目標。
 音楽産業がiTunesでどうなったかがケーススタディ→既存の枠組をうまく使って展開
 日本の企業として世界で戦い、コンテンツを輸出するために電子書籍市場に参入
 →日本の子どもの読書離れは危機的
 →電子によって市場は拡大している。読書量の増加を期待。

・健全な競争環境の構築(野間)
 ガラケーよりスマホの売上が多くなった。
 楽天Koboの7000万人の市場が普及に貢献することを期待。
 デジタル化によって紙の売り上げに上乗せになっている。→紙と電子の相乗効果
 6月以降ほぼ全てのタイトルについて紙と電子の同時刊行をする。
  ex. 先行事例 京極夏彦「死ねばいいのに」、「スティーブ・ジョブス」
 著者の意識はすでに電子書籍に対応している。

 プロジェクトアマテラス:ネットで新しい企画を募集

 電子書籍市場600〜700億中コミック・ガラケーが500億
 コミック市場4000億中1割が電子になっている→近い将来2〜3割になる。
 書籍・コミックは5〜10年後に2〜3割が電子になるだろう。
 一番流れが変化するのが2020年頃に予定されている教科書の電子化。
 →これで流れが一気に変わるだろう。

・EPUB3について(野間)
 Open化の欠点で、様々なEPUBができていて、読めないものが出てきている。
 →出版社として多数のフォーマット対応は困難→統一フォーマットの策定

 現状最新はHTML5・EPUB3(BM)
 日本はアメリカ等のフォーマット問題を回避して最新フォーマットで統一するチャンスがある。
 紙の書籍を単に電子化するのではなく、「電子書籍とは何か」がReinventされることを期待。

・電子化と著作権の問題(野間)
 世界の出版業者の課題は著作権をどうするか。
 GAFMA=Google, Apple, Facebook, Microsoft, Amazonとの付き合いをどうするか。
 ヨーロッパの業者は楽天のKobo買収をむしろ歓迎している。
 
・パリの書店の1Fの一番よい棚に日本のマンガが置いてある。(三木谷)
 →Koboによっておフランスの田舎の人でもマンガを買えるようになる。
 →マンガ・文学等日本の書籍コンテンツを輸出するチャンス。

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成毛眞 講演「現代の常識を疑う」

12/06/08
演題:「現代の常識を疑う」
講師:成毛眞
主催:夕学五十講

・早稲田MBAで講座を持っているが、そこで教えることは、「笑わせるプレゼン」
 →プレゼンでは笑わせることが重要なテクニック
  ex. TEDでは必ず笑わせている。
 →嵐山吉兆の社長を読んで話をさせる。「東京出身の従業員でもゆっくり話させると客は京都弁と思う」

・1955年生まれは当たり年

・PC産業は裾野が広い産業 vs. Googleはほとんど波及効果がない

・「プランB」:成功した会社のほとんどは設立趣意に書かれなかった事業で成功している
 「その偶然は幸運ではないんです!」J.D.クランボルツ
  →Five elements =ほとんど子どもに当てはまる
   ・好奇心Curiosity
   ・持続性Persistence
   ・柔軟性Flexibility
   ・楽観性Optimism
   ・冒険心Risk Taking
 「大人げない大人になれ」成毛眞
 「やりたいことをやれ」本田宗一郎
 「やりたいことは全部やれ」大前研一

・過去は買えない。未来の過去を作る。
 ex. 歌舞伎を見ておく。→将来「昔から見ていました」と言えるために。

・極端な金の使い方。神話を作る。
 ex. 給料の半分を本に使う。

・運の総量は決まっている。パチンコも運なのでやらない。

・運・鈍・根

・読書:日本人はむしろ本を読んでいる。
 書籍売上の減少は人口の減少に比例している。
 出版点数が増えているから一点当たり売上が減っているだけ。
 女子高生が本を読み出したのはケータイ小説以降。むしろ本は読まれている。

・おすすめジャンル
 ・海外科学読み物・非常識な人文系:大胆な仮説と検証プロセス
 ・プロの作家によるビジネスケース:時間経過と相互作用 
    ex. 「コンテナ物語」 
      外部性効果を学べる(そのものには価値はないが、その周辺のものに
      価値があって標準化が進む)
 ・時空ごとに一点:古代中世近世・地中海欧州中国

・新聞より雑誌を読め。Foreign Affairs Report、クーリエジャポン

・読書は「仮説の立て方」を学ぶ最良の方法。
 ex. 「ノアの洪水」洪水はあったという仮説を科学的に立証。

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おちまさと 講演「企画を生む『「気づく」技術』塾」

12/06/06
演題:「企画を生む『「気づく」技術』塾」
講師:おちまさと
主催:夕学五十講

・気づき=早押しクイズ。一番しか意味がない
・企画=記憶の複合、人と違うことを記憶し、組み合わせる→気づき
・まさかの創出→Tポイントカードを使った「Tの世界」
・きかく=きづく、かんがえる、くらべる
    違う業界のヒットの要素と比べる
・ヒットは3割
・秋元康「打席に立て。世間は失敗は忘れ、成功だけ覚えている」

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佐山展生 講演『リーダーの危機突破力』

11/11/30
演題:『リーダーの危機突破力』
講師:佐山展生
主催:夕学五十講

M&Aを日本で初めてビジネスとして展開した佐山展生氏による講演。
演題は『リーダーの危機突破力』だが、関連した話は5分くらいで、自己紹介が30分とあとは人生の教訓のような話が大部分。
話は面白かったのでこれはこれで聞く価値はあった。

・散らないうちに富士山頂にきた人はいない(狙っている者だけが獲物を獲る)
・難しい説明はその人が分かっていない証拠
・迷ったら「とりあえず」やってみる(「とりあえず」が開く新たな世界)
・今ある世界が全てではない。
 (落ち込むと今ある世界が全てと思いこむが、地球規模では取るに足りない大きさ)
・「力」は「試練」に比例してつく
・「日常」の延長線上に「飛躍」はない
・成功者の中には、自分は「強運」だという人が多い
 「ついている」という人
 (「難しいことに挑戦」できそうにないことを達成して幸運(つき)を実感)
 「ついていない」という人
 (「難しいことに挑戦」していないため、できて当たり前ができず不運を実感)
・「今」当たり前のことは、「今」楽しんでやっておこう
・いくつになっても、今は10年後より10才若く可能性が大きい

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前刀禎明 講演『五感を活かすセルフ・イノベーション』

11/10/20
演題:『五感を活かすセルフ・イノベーション』
講師:前刀禎明
主催:夕学五十講

元Apple Japan社長で現在は五感を大事にする創造的リーダー育成を目的とする株式会社リアルディアを経営している前刀禎明氏による講演。

ちょうどSteve Jobsが亡くなった直後のこともあり、Apple時代にも時間が割かれた。
ただ本来の主題は「これからはデジタルやロジカルシンキングではなく、五感を大事にした創造的思考・クリエイティブシンキングの時代だ」というもの。AppleのiPodに代表されるデジタルgadgetが時代を変えたことは認めつつ、猫も杓子も四六時中イヤホンをつけて生活をすることの異常さに気づくべき、と説く。
keynoteを駆使した講演は、デジタルを十二分に駆使しつつデジタルを否定するという不思議な空間だった。

3)動かす力
・Appleのマーケティング Momentum(kenote speechなど) > Demand → Desire
  例:iPod miniの日本でのマーケティング
・感性訴求 vs. 機能訴求 Apple iPod vs. SONY walkman
・継続的なイノベーション 
  同じ事を何度も繰り返しながら違う結果を期待することは狂気だ by アインスタイン
  あなたの最高傑作は?→ next one by チャップリン

2)創る力
・何が欲しいかなんてそれを見せられるまでわからない → 先を読む力
・自分が欲しいものを作る → 自分の感性を信じる
・自社の製品を最高だと思わないものが売れるわけがない
・iOS4→iOS5でデザインをfinetuneした。Shadowをblackからgrayに、3pxから4pxに。
・わずかな違いのこだわりが大きな差を生む。
・Disney:"Exceed Expectations." 期待を超える。
・SONY:「他社の追随を許さない物作り」井深大、設立趣意書。『ソニーとSONY』
・Bain & Co. 「結果を出す」
・Logical Thinking (MECE) → Beyond Logical Thinking =Creative Thinking
・戦略的直観 = Strategic Intuition

1)感じる力=五感を使う
・何が起こるか当てることはできないが、方向性を感じることはできる
・時代はアナログ。iPodを聴いて歩くな。
・素直に学ぶ力「直観力」
・想像力&創造力 先入観を捨てる。視覚は固定観念にとらわれやすい
・時代に動かされrず、自分で未来を創る 「さらなる挑戦」

・どこを目指すか、どんな人間になりたいか
・問題を解決できないのはルール通りに動いているから。

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大沢在昌 講演『デジタルと紙が併走する時代』

11/07/07
演題:『デジタルと紙が併走する時代 〜作家が考えること、できること』
講師:大沢在昌
主催:東京ブックフェア

東京国際ブックフェアの基調講演。
最近電子書籍関連でIT企業から印刷会社まで幅広く出展しており、
また、本が20%オフで買えることもあり、趣味と実益を兼ねて見学に行く。
今回も招待券が送られてきて、無料講演なので聴講した。

・震災被災地の書店は現在バブルで、大変よく売れている。
 今売れているのは震災関連の本。 ex.震災の写真集
 →被災者はこれまで自分の回りで起きたことしかわからず、
  ようやく今全体像はどうだったのか知りたいという余裕が出てきた。
・2010/2〜2011/4までほぼ日刊イトイ新聞に新宿鮫の10冊目を連載。
 →連載することで紙の売れ行きも向上することを期待。
  シリーズが長くなると、読まない人が増える。敷居が高くなり新規読者が増えない。
  紙の連載では反応がほとんどないが、ほぼ日では感想メールが沢山来た。
  →新しい読者の開拓に成功。

・電子書籍と書店の現場
 ・今は本が多すぎる。→何を買って良いか分からない。
   書店員もバイトで知識がない。
   →書店員のプロ化が唯一の解決策。
  今東北では家族全員で本を大人買いしている。
   住宅事情が違うこともあるが、東京ではある程度処分せざるを得ない。
   →ブックオフが栄えて新刊書店が苦しむ。
 ・電子書籍の専用端末を買う人は、沢山DLする人という統計がある。
  →リーダーが爆発的に売れるのではなく、気がつくと2割の人が
   持っている、というイメージ。
 ・出版社の電子書籍への対応は防衛的で、本気に見えない。
   関係者が利益を生む体制ができて、本気で電子書籍で稼ぐことになれば
   みんな電子を買うようになり、ブックオフは駆逐される。
 ・電子書籍と紙の本は別のマーケット
   電子に喰われるよりブックオフに喰われる方が被害が大きい。
 ・電子書籍で読者の動線を作ることが重要。どうすればよいかまだ分かっていない。

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干場弓子 講演『ヒットに方程式はあるか』

11/06/15
演題:『ヒットに方程式はあるか』
講師:干場弓子
主催:夕学五十講

『超訳 ニーチェの言葉』などのベストセラーを頻発する出版社ディスカバー・トゥエンティワンの社長による講演。

出版社経営の話を期待したが、それにはほとんど触れず、もっぱら『ニーチェ』と『年収10倍アップ勉強法』を例にした本の売れ方やマーケティングについての講演だった。会場に同社社員を聴講させていて、講演中社員に話を振る場面があったり、話が途中であちこちに飛んだりと、大勢の前でorganized speechをするにはまだ慣れていないのではないかという印象を受けた。

・売れる本:モノで釣るか、テレビで取り上げられるか、超有名人が書いた本。
      テレビで取り上げられないとなかなか売れない。
      時代の気分は引き続き”わかりやすさ”&"簡単”
      『ニーチェ』はテレビ、『年収10倍』はソーシャルメディア(blog等)で売れた。
      ベストセラー=刷り部数10万部以上

・売れる本の条件:1)売れない言い訳をしない
         2)Discover=発見がある

      ↑ Ability to Discover/Will to Move
       |独りよがりの表現   | 革新的ベストセラー
       |ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
       |自転車操業の数合わせ | 小手先のマーケティング
       |ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー                                       Will to Sell →       

・Discover力の3つの要素  e=mc^2

   e:エネルギー → Discover力
   m:質量    → 目標・目的・問題意識「感動があるか」Moving、Mission「誰かのために」
   c:光速    → 思いがけない組み合わせ=異質な物の組み合わせ Combination

・Discoverのスキル=覆いをはずす方法
 1)もともと覆いがない:無知(業界慣習を知らない)、ない(コネがない経験がない)
 2)視点を変える:人間は同じ事をしたがる、本質を見る、お客さまを見る
   ×「これがわからない客が悪い」

 3)Discover10か条
  1:誰も本当は読みたくない ー ×読むのが当然、声をかけられるのが当然
                  → 自分から声をかける
  2:神は細部に宿る ー ex. 見出しを一行にするか二行に分かつかしっかり考え抜く
  3:それは新しいか?それは美しいか?それは楽しいか?
  4:効率言うのは10年早い ー 労を惜しむな
  5:足で集めろ手で考えろ ー 身体感覚を大切に
  6:答えは常にお前の頭の外にある ー わからなければ聞く
  7:吸うより吐け ー アウトプットしろ。物事は呼吸。まず吐いてそれから吸うのが呼吸。
  8:解説するな、意見を言え
  9:そこに哲学はあるか?
  10:創造力(Creativity)より想像力(Imagination) ー 
     「想像するちから」がチンパンジーと人間をわける

・Discover力をヒットにつなげる力
 Will to Sell + Good Luck 

 運をつかむには?
 ・準備(芽の出そうな場所を耕し、種まく)
 ・飛んできた球を逃がさない反射神経
 ・水を絶やさないマメさ
 ・本気で欲しいと思うしつこさ
 ・運のいい人と付き合う → 運は移る
 

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佐藤優 講演

10/11/24
演題:「民主党の外交はなぜ国益を体現できていないのか」
講師:佐藤優
主催:夕学五十講

現在民主党政権で起きている根本の問題から、朝鮮半島、北方領土の話、教養の必要性まで、多岐にわたる話を一時間でまとめたので、フォローするのが精一杯。

・偏差値教育のために本質的に頭の良い人間ではなく、テストで再現する能力がある人間が官僚になる。
・官僚の論理:自分はエリートで国民は無知蒙昧、政治家は無知蒙昧のエキスで、エキスに任せたら国がダメになる。
・教養の重要性:数学、論理学、哲学史。

一点、佐藤は、以前は経済学部でマル経を教えていて、それによって資本主義の限界を知った経営者は無理をしない、という話をしていた。しかし、自分がマル経を学んだときの感想は、経済学としては「なんという無駄な学問」であった。佐藤と自分の間にある数年の年齢差は、見た目以上に大きいのかも知れない、と思った。

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