初春歌舞伎公演『通し狂言 南総里見八犬伝』

2015/01/18:国立劇場大劇場(1等A席2階4列22番)

初春歌舞伎公演『通し狂言 南総里見八犬伝』

犬山道節:尾上菊五郎 犬坂毛野:中村時蔵 犬飼現八:尾上松緑
犬塚信乃:尾上菊之助 犬田小文吾:坂東亀三郎 犬田荘助:坂東亀寿
蟇六娘浜路:中村梅枝 犬村大角:中村萬太郎
馬加鞍弥吾:市村竹松 伏姫:尾上右近 犬江親兵衛:尾上左近
横堀在村:市村橘太郎 馬加大記:市川團蔵
足利成氏:坂東彦三郎 扇谷定正:市川左團次

知人3人(うち二人は初めての歌舞伎)との鑑賞。残念ながら一人は体調不良で途中で帰宅。
初めての国立劇場。正月に見るのには華やかで良い舞台だった。
しばらく見ない間に松緑が上手くなっていた。菊之助は相変わらずハンサム。
松緑の息子の左近を初めて見た.

菊五郎の趣向で、火遁の術の演出が派手で面白かった。また、浜路が逃げたと知った時の蟇六夫婦が今流行りの「いいじゃないの」「だめよだめだめ」の小芝居をして受けていた。

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御名残三月大歌舞伎

2010/03/14 第2部(14:30-17:30):歌舞伎座(1階15列36,37番)

歌舞伎座さよなら公演御名残三月大歌舞伎

1. 筆法伝授(菅原伝授手習鑑)
 菅丞相:仁左衛門 園生の前:魁春 戸浪:芝雀
 梅王丸:歌昇 左中弁希世:東蔵 武部源蔵:梅玉

2. 弁天娘女男白浪
 弁天小僧菊之助:菊五郎 南郷力丸:吉右衛門
 忠信利平:左團次 伜宗之助:菊之助
 鳶頭清次:團蔵 浜松屋幸兵衛:東蔵
 赤星十三郎:梅玉 日本駄右衛門:幸四郎


菅原伝授手習鑑は、この段を見たことがなかったので、興味深く見た。
仁左衛門の菅丞相は威厳があってよかった。

菊五郎の弁天小僧は、年齢的にどうだろう、と思った。周りの役者が大御所なので、倅の役が精一杯だったのだろうが、弁天小僧は菊之助で見たかった。
吉右衛門・幸四郎・左団次共よかった。梅玉はもう少し押し出しがあるとよかったと思う。

今の歌舞伎座で多分最後の観劇。生まれて初めて見た橋之助の小金吾討死で感動して、それから機会のあるごとに歌舞伎を見てきた。文字通り名残惜しい。

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新橋演舞場6月公演 NINAGAWA十二夜

2009/06/18 昼の部:新橋演舞場(1階桟敷13,14番)

新橋演舞場6月公演 NINAGAWA十二夜
斯波主膳之助/獅子丸実は琵琶姫:尾上菊之助
織笛姫:中村時蔵 右大弁安藤英竹:中村翫雀 大篠左大臣:中村錦之助
麻阿:市川亀治郎 役人頭嵯應覚兵衛:坂東亀三郎 従者久利男:尾上松也
海斗鳰兵衛:河原崎権十郎 従者幡太:坂東秀調 比叡庵五郎:市川團蔵
舟長磯右衛門:市川段四郎 左大弁洞院鐘道:市川左團次
丸尾坊太夫/捨助:尾上菊五郎

ロンドン凱旋公演。前回より短くまとめての再演。
テンポがよくなった分、少しはしょりすぎのところがあったかも。
ロンドン帰りのためか、安藤英竹がわざとらしいヘタな英語を話す。

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新春浅草歌舞伎

新春浅草歌舞伎
2009/01/04 第2部(15:30):浅草公会堂(2階て列31,32番)

お年玉〈年始ご挨拶〉 中村亀鶴

1.一本刀土俵入
 駒形茂兵衛:中村勘太郎 波一里儀十:市川男女蔵
 船印彫師辰三郎:尾上松也 堀下根吉:中村亀鶴
 お蔦:市川亀治郎

2.京鹿子娘道成寺
 白拍子花子:中村七之助 所化:市川亀治郎
 所化:尾上松也

亀鶴の年始挨拶は笑いを取っていてよかった。
茂平衛の勘太郎の台詞回しが勘三郎に似てきた。
男女蔵は声が市川左團次によく似ている。年代的に今回のメンバーの中では少し年長で、親分役で舞台を締めている。
七之助の踊りはそれなり。

舞台後浅草寺で引いたおみくじは半吉。

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三月大歌舞伎

2008/03/13 昼の部:歌舞伎座(2階1列4番)

1.春の寿
 三番叟、萬歳、屋敷娘
 <三番叟>翁:我當、三番叟:歌昇、
      三番叟:翫雀、千歳:進之介
 <萬歳> 萬歳:梅玉
 <屋敷娘>お梅:扇雀、お春:孝太郎
2.一谷嫩軍記 陣門・組打
 熊谷次郎直実:團十郎、玉織姫:魁春
 平山武者所季重:市蔵
 熊谷小次郎直家/無官太夫敦盛:藤十郎
3.女伊達
 木崎のお秀:菊五郎、淀川の千蔵、秀調
 中之島鳴平:権十郎
4.廓文章 吉田屋
 藤屋伊左衛門:仁左衛門、扇屋夕霧:福助
 太鼓持豊作:愛之助、番頭清七:錦吾
 阿波の大尽:由次郎、吉田屋女房おきさ:秀太郎
 吉田屋喜左衛門:左團次

もらったチケットで観劇。
踊りのよさがまだわからないので、春の寿と女伊達はあまり楽しめなかった。女伊達の菊五郎は立ち回りが派手で華やか。
陣門・組打は敦盛の身代わりとして熊谷直実が息子小次郎の首を斬る話。春の外題としてはシリアス。団十郎の熊谷、藤十郎の小次郎。団十郎はともかく、藤十郎が十六歳の紅顔の若武者という設定はかなり無理があったような気がする。
今日の外題で一番よかったのが吉田屋。華やかな仁左衛門、人のよい左團次、無理のない福助で、ハッピーエンドの話ということもあり、楽しく見られた。

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七月大歌舞伎 NINAGAWA十二夜

2007/07/14 昼の部:歌舞伎座(1階7列32番)

斯波主膳之助/獅子丸実は琵琶姫:尾上菊之助 織笛姫:中村時蔵 
右大弁安藤英竹:中村翫雀 大篠左大臣:中村錦之助 麻阿:市川亀治郎 
役人頭嵯應覚兵衛:坂東亀三郎 従者久利男:尾上松也 
海斗鳰兵衛:河原崎権十郎 従者幡太:坂東秀調
比叡庵五郎:市川團蔵 舟長磯右衛門:市川段四郎 左大弁洞院鐘道:市川左團次
丸尾坊太夫/捨助:尾上菊五郎

蜷川幸雄が歌舞伎に翻案演出したシェイクスピア喜劇の十二夜で2年ぶりの再演。
嵐の中で難破して離ればなれになった双子の兄妹、主膳之助と琵琶姫。妹は流れ着いた先で男装して獅子丸と名を変え、小姓として左大臣に仕える。使者として左大臣が思いを寄せる織笛姫の屋敷へ行くと、織笛姫は獅子丸に恋をしてしまう。さらに獅子丸実は琵琶姫は左大臣に恋をする。複雑な恋の三角関係の行方はどう決着するのか、というのが主なお話。それに、織笛姫の堅物執事坊太夫に、女中頭麻阿たちがいたずらを仕掛ける、というお話がサイドストーリーとして演じられる。

歌舞伎とシェイクスピアと蜷川を足して3で割ったような劇。開幕直後の舞台上全面鏡の演出は、観客の予想をはるかに超え、歌舞伎の範疇に収まらない演出。また、音楽もチェンバロ(ハープシコード)を使ったりして下座音楽との融合が不思議な劇空間を生んでいる。
役者も普段の歌舞伎とは違った弾けた演技。菊之助の二役、早変わりはそのたびに観客から拍手。女形も出来るとは言え、5月のお富とは比較にならないほど女性らしく、男装の女性を演じる歌舞伎役者のはずがそれを忘れさせるほど。菊五郎は大幹部とは思えない遊びのある演技で、これも二役をそれぞれしっかり演じる。麻阿の亀治郎は秀逸。大河ドラマのストレスをここではらしているかのようにのびのびとした演技。洞院の左團次は、歌舞伎座で許されるのかぎりぎりの線、という蝋燭を垂らしてのSM寸劇。翫雀はミュージカル風な酒の歌と踊り。他それぞれの役者がしっかりと、しかし堅苦しくなく演じている。歌舞伎座でこれほど笑ったのは初めてかも。

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新橋演舞場五月大歌舞伎

2007/05/18 昼の部:新橋演舞場(1階9列19番)

1. 歌舞伎十八番の内 鳴神
 鳴神上人:染五郎 雲の絶間姫:芝雀
2. 鬼平犯科帳 大川の隠居
 長谷川平蔵:吉右衛門 船頭友五郎:歌六
 長谷川久栄:福助 同心酒井祐助:錦之助
 同心木村忠吾:松江 小房の粂八:歌昇
 与力佐嶋忠介:段四郎 岸井左馬之助:富十郎
3. 釣女(つりおんな)
太郎冠者:歌昇 上﨟:芝雀 大名某:錦之助
醜女:吉右衛門

海老蔵の芝居で受けた精神的ダメージを癒すためにあえて見に行って正解。口直しとしては最高。
当日売りで残り三枚のうち一枚を購入したが、とちりの真正面席でラッキー。外題に鬼平があるためか、平日昼にもかかわらず男性客がいつもより多め。男4人連れというふつうの歌舞伎ではなかなかなさそうなグループもいた。
1. 染五郎、芝雀とも公演。破戒に至るところは何度見ても楽しいが、舞台を壊さず演じきる。
2. 平蔵の役宅から父の形見の銀煙管を盗んだ元盗賊友五郎に意趣を返し、改心させる。
殺陣はないが、歌舞伎にあった外題。
もはや吉右衛門でない平蔵は考えられないほどのはまり役。脇を固める役者も皆よく、テレビシリーズの役者と比べて特に劣る配役はない。
富十郎の左馬之助は、今回はほんのちょい役だが存在感十分。福助の久栄は、若干演じすぎの感もあるが、旗本の奥方としてはひどいというほどではない。歌昇は鬼平の常連なので無難。段四郎は故高橋悦史を思い出させる重厚な佐嶋。松江は軽薄な忠吾をうまく演じている。
3. 独身の大名某が、おつげに従い嫁を釣り上げる。それをみたこれも独身の付き人太郎冠者が、自分もと釣り上げたのが醜女。必死に逃げようとするが、逃げられない。喜劇狂言。
吉右衛門がここまでやるか、というほどの醜女メイクで観客を笑わせる。さらに、醜女の吉右衛門が、「錦ちゃーん」と叫んで錦之助の踊りに声援を送ったり(錦之助も笑いをこらえきれなくなっていた)、拍手のまねをして観客に錦之助への拍手を要求するなど、今まで見たことのないエンターテイナーぶり。歌昇との息も合って、楽しい舞台。

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歌舞伎座團菊祭五月大歌舞伎

2007/05/13 昼の部:歌舞伎座

1. 泥棒と若殿(どろぼうとわかとの)
 松平成信:三津五郎 梶田重右衛門:秀調 鮫島平馬:亀蔵
 岡野甚吾:亀三郎 成田作兵衛:亀寿 宝久左衛門:市蔵
 伝九郎:松緑
2. 天覧歌舞伎百二十年記念:歌舞伎十八番の内 勧進帳
 武蔵坊弁慶:團十郎 源義経:梅玉 亀井六郎:友右衛門
 片岡八郎:家橘 駿河次郎:右之助 常陸坊海尊:團蔵
 富樫左衛門:菊五郎
3. 与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)[切られ与三]
・木更津海岸見染の場/源氏店の場
 与三郎:海老蔵 お富:菊之助 蝙蝠安:市蔵 鳶頭金五郎:権十郎
 和泉屋多左衛門:左團次
4. 女伊達(おんなだて)
 木崎のお駒:芝翫 中之嶋鳴平:門之助 淀川の千蔵:翫雀

1. 権力争いに巻き込まれ、山奥の廃屋敷に幽閉された若殿成信が、そこに入った泥棒伝九郎と心を通わせる。一時は町人として自由に生きることも考えるが、権力争いが終結すると、自らの責任に目覚め、大名家を継ぐことを決心し、伝九郎との別れを惜しむ。
 三津五郎と松緑は無難。まだ台詞をかむが、辰之助時代に比較すると台詞回しは成長。
2. 團十郎の弁慶は、神経が行き届いて緊張感のある演技。菊五郎、梅玉は手堅い。引っ込みの飛び六方で感涙。
3. 海老蔵は相変わらずで、新之助時代からあまり変わっていないような。菊之助のお富はよし。左團次、菊之助、市蔵でかろうじて舞台になっているか。
4. 芝翫は、見る踊りではなく、感じる踊り。若衆の宙返りなどが見所。

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オルセー美術館展

2007/03/28:東京都美術館
http://www.orsay3.com/

仕事で上野に行ったので、そのついでに。平日にもかかわらずかなり混雑していた。
あまり時間がなかったので、
「すみれのブーケをつけたベルト・モリゾ」マネ
「アルルのゴッホの寝室」ゴッホ
「黄色いキリストのある自画像」ゴーガン
など有名な絵を中心に鑑賞。

ベルトモリゾは、ポスターに使われているだけあって、美しい絵。
個人的に印象に残ったのは、「ブーローニュ港の月光」マネ。月光の幻想的な光が魅力的。

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松竹大歌舞伎勘三郎襲名披露

2006/6/30:江戸川区総合文化センター

松竹大歌舞伎 十八代目中村勘三郎襲名披露
主催:平成18年度全国公立文化施設協会

十八代目中村勘三郎襲名披露口上
 中村勘三郎、七之助、中村扇雀ほか幹部俳優

義経千本桜:木の実、小金吾討死、すし屋
 いがみの権太:中村勘三郎
 主馬小金吾、お里:七之助二役
 若葉の内侍:坂東新悟
 猪熊大之進:片岡亀蔵
 梶原景時:片岡市蔵
 弥左衛門:坂東弥十郎
 弥助実は三位中将維盛:中村扇雀

勘太郎は怪我のため小金吾を七之助が代役。

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