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『チョコレートコスモス』

『チョコレートコスモス』
恩田陸
角川文庫、2011/6/23、¥880(BO460)

空手道場の家に育った飛鳥は高校の同級生に演劇を教わり、大学で演劇サークルに入る。才能を開花させた彼女は演劇界の大物に見出され新作演劇のオーディションに呼ばれる。他の大物女優とのオーディションが続くとますます才能に磨きがかかり関係者を震撼させる。しかし彼女は最終オーディションを棄権すると言い出す。

恩田陸版ガラスの仮面といった趣の小説。すっと引き込まれて最後まで息も切らさずに読み通した。演劇自体が人を引き込む題材なのに加え飛鳥の成長をオーディションの進行とともに見せることで面白くないわけがないという仕上がりになっている。蜜蜂と遠雷のように映画化してほしい小説。


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