『京都寺町三条のホームズ(12)-祗園探偵の事件手帖』
『京都寺町三条のホームズ(12)-祗園探偵の事件手帖』
望月 麻衣
双葉文庫、2019/7/11、¥700(有隣堂亀戸)
小松探偵事務所で修行することになった清貴は、円生を柳原先生のところから借りて鑑定の見習いをさせようとする。京都に幽霊騒ぎとストーカー事件が起きる中、記憶喪失となった資産家の男から20年前に記憶喪失となる前に誰が自分を殺そうとしたか調べるよう依頼される。事件を調査するうちに無関係と思われたそれらの事件が繋がっていたことがわかる。
12巻になると最初の頃はどうだったか記憶が曖昧になってくる。本巻は葵はほとんど登場せず、清貴と円生の掛け合いが中心になるがそれはそれで面白く読んだ。