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『託された子は、陰陽師!?: 出雲に新月が昇る夜』

『託された子は、陰陽師!?: 出雲に新月が昇る夜』
望月麻衣
ポプラ文庫ピュアフル、2019/5/2、¥691(有隣堂亀戸)

大学院生の久瀬学のもとに、突然かつての親友金森信治が5歳の子供タケルを連れてやってくる。しばらく預かってくれ、と言われたタケルは、かつて信治が学から寝とった小夜子の子供だった。

出雲の大国主に拾われた卑弥呼が大国主を破滅させ、天皇の血筋となり、タケルが今も怨念となって残る大国主に対峙する、という壮大なストーリーで、ついていくのが大変だった。学のマンションのリビングで小夜子が伸治と裸でいるところを学が見つけて追い出すとの描写は生々しすぎてこの類の小説としてはもう少し別の筋立てを考えて欲しかった。また、学はそんな小夜子を結局許してタケルの父として小夜子と一緒になる約束をするが、いくら浮世離れした神様の世界の話とはいえ、学の行動には疑問が残った。

物語としては面白く読めたが、ホームズシリーズの著者の小説ということでいつものつもりで読んだら男女関係の描写に不意打ちを食らってそのまま最後までモヤモヤしてしまった感じ。

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