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『ブルースカイ』

『ブルースカイ』
桜庭一樹
文春文庫、2012/5/10、¥679(BO360)

正体不明の少女が、時代を超えて追っ手から逃れる話。第一部は1600年代のドイツ、マリーという少女が祖母と暮らす中、魔女狩りの嵐が吹き荒れて身の危険が迫る。その時、正体不明の少女が現れてともに逃げる。第二部は2022年のシンガポール。草食系の青年は、同世代の女性に圧倒されながら生活しているが、ある時突然正体不明の少女が現れ、つかの間だが一緒に逃げることになる。そして第三部で正体不明の少女の正体が2007年の鹿児島に住む17歳の青井ソラとわかる。彼女の日常生活が描かれたのち、突然の火山噴火で全てが破壊され、わずかな少年少女が時空の谷間を逃げる。そして時空管理人に追われ、全員が捕まってその時点に引き戻される。

中世ドイツの話はとても魅力的だったが、その話が大きく膨らまず、結局色々な伏線は回収されずに少女が追っ手に捕まって終わる、というのは話としてよくわからなかった。

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