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『探偵は吹雪の果てに』

『探偵は吹雪の果てに』
東直己
ハヤカワ文庫、2004/2/10、¥886(BO460)

ススキノ探偵シリーズ。昔の女と病院で再会した俺は、彼女に届け物を頼まれる。北海道の田舎町に届けた俺は、町ぐるみの陰謀に巻き込まれる。

いきなり45歳になり、春子は子供を連れて出ていって、俺は相変わらずその日ぐらしをしている。そんな俺が昔の女のために一肌脱いだことから巻き込まれる事件。動きが鈍くなって格好悪くなっても一生懸命というところが本書の真骨頂か。町の住人の会話のしつこさが町の閉塞感をよく現していて、現実もそんなものなのかな、と少し悲観的になったが、話自体は面白く読んだ。

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