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『神様の御用人7』

『神様の御用人7』
浅葉 なつ
メディアワークス文庫、2017/8/25、¥680(博文堂書店)

御用人シリーズ第7巻。記紀にほとんど記述のない月読命。伊邪那岐の子として天照大神・須佐之男命と三柱で世界を治めることになっていた神が、なぜそのようになっているのかを想像力豊かに、竹取物語とも結びつけて描いた長編。

ライトノベルに分類されるとは思うが、それなりに根拠のある話をしっかり文献を読んで書いているので日本の神様の知識としても面白く読める。

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『見習い鑑定士の奮闘-京都寺町三条のホームズ(8)』

『見習い鑑定士の奮闘-京都寺町三条のホームズ(8)』
望月 麻衣
双葉文庫、2017/9/14、¥670(有隣堂亀戸)

葵は高校を卒業し、京都府立大学に入学。いいよイチャイチャできると思ったら、清貴は社会勉強とため修行に出ることになる。その修業先で起こる事件をいつも通り解決していく。

自分ももう一度大学時代に戻りたいとつくづく思った。

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『探偵はバーにいる』

『探偵はバーにいる』
東直己
ハヤカワ文庫JA、1995/8/1、¥821(有隣堂亀戸)

ススキノで便利屋を営む俺。大学の後輩から同棲している彼女が戻ってこないという相談を受け、動き出す。すると怪しい奴が次々に現れる。

大泉洋で映画化された同じタイトルの小説。映画は本シリーズの「バーにかかってきた電話」が原作になっている。なんとなく敬遠していたが、読んでみたら面白く、ススキノが舞台という小説も珍しいので、一息に読んだ。

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『ローカル線で行こう! 』

『ローカル線で行こう! 』
真保裕一
講談社文庫、2016/5/13、¥950(BO460)

仙台にほど近い破綻寸前の第三セクターローカル線に、新幹線カリスマアテンダント篠宮亜佐美が社長として再生を託される。様々なアイデアで立て直しを図る彼女の前に、不審な事故が多発する。

よくある構成だとは思うが、著者の筆力に引き込まれ最後まで面白く読んだ。

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『貧乏大名“やりくり”物語 たった五千石! 名門・喜連川藩の奮闘 』

『貧乏大名“やりくり”物語 たった五千石! 名門・喜連川藩の奮闘 』
山下 昌也
講談社+α文庫、2016/8/19、¥626(有隣堂亀戸)

一万石以上が大名とされた江戸時代、五千石にもかかわらず大名格だった名門足利氏の系譜である喜連川藩が、どのように江戸時代を生き抜いたかを解説した本。

江戸時代の大名がどのように財政をやりくりしていたかわかるので面白いのだが、論文調で読みづらいのが玉に瑕だった。

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『君も年収1億円プレーヤーになれる』

『君も年収1億円プレーヤーになれる』
苫米地 英人
宝島SUGOI文庫、2014/9/4、¥469

苫米地さんの本は、だいたいコンフォートゾーンを上げろ、ということで結論が出る。本書も、年収1億円のコンフォートゾーンをもて、ということに尽きるだろう。

●私がおすすめしたいのが、毎朝「今日はいい一日になる」と唱えながらコップ1杯の水を飲む、という行動を習慣づけることです。たったこれだけで、あなたの脳の働きや作業効率は格段にアップします。(p.251)

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『スティーブ・ジョブズ 2 』

『スティーブ・ジョブズ 2 』
ウォルター・アイザックソン (著), 井口 耕二 (翻訳)
講談社+α文庫、2015/9/18、¥918

スティーブ・ジョブズのアップル復活からthink different、iPhone、iPadの活躍と亡くなるまで。とても真似できる人生ではない。

●「アップルのコンピュータを買う人というのはちょっと変わっていると思う。アップルを買ってくれる人は、この正解のクリエイティブな側面を担う人、世界を変えようとしている人々なんだ。そういう人のために我々はツールを作っている」(p.82)

●ジョブズの得意技に"集中"がある。
「何をしないのかを決めるのは、何をするのかを決めるのと同じくらい大事だ。会社についてもそうだし、製品についてもそうだ」(pp.108-109)

●ジョブズは昔、マイク・マークラから「印象」の重要性を学んだ。人は"表紙で書籍を評価する"から、アップルの飾りやパッケージは全て、中に素晴らしい宝石が入っているとわかるものにしなければならないと。iPodミニでもマックブック・プロでも、アップルの製品を買ったことがある人ならば、巧みに作られた箱を開け、まるで招くように製品が現れるあの瞬間を覚えているはずだ。(p.127)

●世の中のモノというのは、ベストが平均の3割増くらいのことが多い。ベストなフライト、ベストな食事、いずれも、平均より3割ぐらい優れている。(p.154)

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『スティーブ・ジョブズ 1 』

『スティーブ・ジョブズ 1 』
ウォルター・アイザックソン (著), 井口 耕二 (翻訳)
講談社+α文庫、2015/9/18、¥918

スティーブ・ジョブスの伝記。出生からアップルを追放され、その間にNextとPixarを率いるところまで書かれている。真似したくともできない人生。

●「洗練を突き詰めると簡潔になる」(p.170)

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『自分思考』

『自分思考』
山口絵理子
講談社+α文庫、2016/5/20、¥713(博文堂書店)

マザーハウスの創業者である著者のエッセイ。

●「もっと高くジャンプするために、今は沈んでいる状態なんだ」
 人間として、成功だらけの人生では、成功の意味もそれが持つ喜びも感じられない。失敗があるからこそ、人間は強くなって、最後に掴む成功を心から嬉しいと思える。(p.129)

⭐︎スランプの時の考え方の参考になる。

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『いま生きる「資本論」』

『いま生きる「資本論」』
佐藤優
新潮文庫、2017/1/28、¥594

資本論をネタに、著者が自分の持論を述べた新潮社の講座を書籍化したもの。商品、貨幣、階級など資本論の主要な概念を色々な例を用いて説明している。

ビットコインはモノの裏付けを持たないから貨幣にはなり得ない、という主張が印象的。

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『知の教室 教養は最強の武器である』

『知の教室 教養は最強の武器である』
佐藤優
文春文庫、2015/8/4、¥918(有隣堂亀戸)

「教養とは最強の武器である」を副題に、著者が考える教養の鍛え方を各界知識人との対話を通じて考えていく本。

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『縁見屋の娘』

『縁見屋の娘』
三好 昌子
宝島社文庫、2017/3/4、¥702(博文堂書店)

【2017年・第15回『このミステリーがすごい!大賞』優秀賞受賞作】のキャッチに惹かれ購入。

曾祖母、祖母、母が26歳になると亡くなり、自分もそうではないかと思いながら暮らす口入屋「縁見屋」の娘お輪。そこへ謎の修行者が現れ、彼女を救うという。

ミステリー大賞の優秀賞とは言え、時代ファンタジーといった趣。文章は大変力強く、最後まで小説の世界に入り込むことができた。

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『探偵少女アリサの事件簿 溝ノ口より愛をこめて』

『探偵少女アリサの事件簿 溝ノ口より愛をこめて』
東川 篤哉
幻冬舎文庫、2016/10/7、¥648(博文堂書店)

なんでも屋を始めた溝の口に住む橘良太に子守の依頼が。いく先々で遭遇する事件を、有名探偵の娘綾羅木有沙が解決していく。

「謎解きはディナーのあとで」と同じテイストで、軽く読めるライトミステリー。

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『ばけもの好む中将 六 美しき獣たち』

『ばけもの好む中将 六 美しき獣たち』
瀬川 貴次
集英社文庫、2017/6/22、¥540(博文堂書店)

今まで出てこなかった九の姉が中心。本当は自分が帝の妃になるはずだったという思いから、八の姉にライバル心を燃やすも、帝にはなんとも思われずあえなく沈没。そこへ右大臣が現れて初草の女房に取り立てる、という筋書き。

本巻ではあまり大きな動きはなく、次巻以降に話が持ち越された感じ。ただ、九の姉は他の姉とは違い、性格に問題ありなので、今後もトラブルの種になることは間違いなさそう。

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『ヘッテルとフエーテル』

『ヘッテルとフエーテル (幻冬舎文庫)』 マネー・ヘッタ・チャン
幻冬舎文庫、2012/9/7、¥534(BO310)

この本が面白いらしいと聞いていたので。

グリム童話に似せて現代日本の詐欺の手口と騙される人を寓話的に書いている。特に目新しい内容はなかった。

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