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『つるかめ助産院』

『つるかめ助産院』
小川糸
集英社文庫、2012/6/26、¥572(BO100)

夫に失踪されたまりあは、夫と行ったことのあるハート型の南の島に一人で旅をする。そこで出会った助産院の鶴田亀子に妊娠を告げられたまりあは、そこで手伝いをしながら出産することにする。様々な出会いがあり、別れがあり、人間として成長したまりあは、出産を迎える。

小川糸の作品ということで読んだが、食堂かたつむりやツバキ文具店ほど深く掘られた感じがしない。なんとなく単調に物語が進み、最後に夫が島に来たのも強引な印象。マジックリアリズム的なところを狙ったのかもしれないが、川上弘美ほどの深みは感じられなかった。それでもそれを納得して読めば命の大切さをテーマに書いた小説として読むことはできた。

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