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『活版印刷三日月堂』

『活版印刷三日月堂』
ほしお さなえ
ポプラ文庫、2017/2/3、¥734

故郷を離れていた弓子は、祖父が活版印刷所を営んでいた家に戻って暮らし始める。最初は印刷をするつもりはなかったが、依頼を受けて印刷を始めることで、物語が生まれる。

活版の時代を知っているので懐かしく読んだ。

●市倉森太郎。この名前を何度かいたことか。保育園時代の服や下着、着替え袋に昼寝用シーツ。あの頃は全部ひらがなだったけれど。小学校に上がった時の、上履き、体育着、教科書。色鉛筆やクレヨンの一本一本、算数セットの細かい部品の一つ一つにまで名前を書かなければならなくて、何時間もかかった。その文字が綺麗に並び、懐かしい三日月堂の紙に刻み込まれている。(p.59)

☆名前を書く機会があと何回あるか、と考える時、その一回一回が大事なものだと気付かされた。

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