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『夜行』

『夜行』
森見 登美彦
小学館、2016/10/25、¥1,512(有隣堂亀戸)

十年前、鞍馬の火祭りに遊びに行った仲間のうち女性一人が行方不明になる。十年後、残った仲間が集まり、それぞれ夜行という絵をキーワードに彼女に出会ったという経験談を話し、再び訪れた火祭りで私は他の仲間からはぐれ、行方不明のはずの女性と出会う。しかしそれは夜行の世界から曙光というもう一つの絵画の世界へ迷い込んだ一瞬の出来事だった。

森見らしく、相変わらず何を言いたいのかよく分からない話だった。

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『これは経費で落ちません! ~経理部の森若さん~』

『これは経費で落ちません! ~経理部の森若さん~』
青木 祐子
集英社オレンジ文庫、2016/5/20、¥594(有隣堂亀戸)

バス用品を扱う会社の経理部に勤める森若沙名子27歳が経理をめぐって経験する人間模様を描いた小説。

ライトノベルに近い軽い小説で、難しい理屈を抜きにして楽しく読めた。

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『マンション格差』

『マンション格差』
榊 淳司
講談社現代新書、2016/9/15、¥799(有隣堂亀戸)

人口減少時代を迎え、これからマンションが余るようになった時、どのようなマンションが良いマンションか、を解説した本。結論としては、駅近5分以内、管理組合がしっかりして修繕費積立が潤沢であることが今後生き残るマンションの条件ということらしい。

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『新装版 銀行総務特命』

『新装版 銀行総務特命』
池井戸 潤
講談社文庫、2011/11/15、¥751(有隣堂亀戸)

帝都銀行の不祥事を処理する総務部特命の指宿の活躍を描いた小説。顧客名簿流出、幹部の裏金、行員がAV女優、誘拐事件ストーカーなどの様々ん事件を解決していく。その中で、人事部から疎まれ、陥れられそうになるが、人事部から転属してきた女性の部下唐木の活躍で難を逃れる。

銀行の裏側を赤裸々に描いているので、読んでいて気分が悪くなることもあるが、よくできた小説。

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『新・リーダー論』

『新・リーダー論』
池上 彰、佐藤 優
文春新書、2016/10/20、¥896(有隣堂亀戸)

集団としての繋がりを失い、単なる個の集団となった現代においてはリーダーの存在は非常に難しくなった。人々が各々「自分が一番」という態度をとる現状ではリーダーが出現する余地がない。ただ、それでも社会は存在するから、社会の階段を一つずつ登らせ経験させることでリーダーを育成しなければならない。ということを言っている本。

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『捨てられる銀行』

『捨てられる銀行』
橋本 卓典
講談社現代新書、2016/5/18、¥864(有隣堂亀戸)

金融庁長官が森信親氏になり、地方銀行に対しこれまでの健全性第一から地域貢献へと大きく舵を切ることになった現状について解説する。

金融検査マニュアルのために目利き力を失った地銀は、企業から疑いの目で見られ、信頼関係を失った。今後の人口減少時代を控え、このままでは企業、地銀共倒れになることを恐れた金融庁は、金融検査マニュアルを封印し、新しい評価方法により地域貢献を地銀に求めている。

いろいろ参考になるが、建前上は検査マニュアルがなくなったとはいえ、現場ではまだそれを基にした評価が行われていると感じるので、銀行の本音と建前がまだあるのではないかと思った。

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