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『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』

『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』
八木龍平
サンマーク出版、2016/7/11、¥1,620(有隣堂亀戸)

神社に行くといいことがある、という本。根拠は全く不明で、真面目に読む本ではないが、神社にお参りする時の作法など、一部参考になるところがあった。

▲神様と対話するのはどのようにすれば良いか。問いを持って神様にお祈りすると答えが「世の中から」「偶然のタイミング」で返ってくる。
 これはアメリカの大学で学生が教わる本の読み方と同じ。1. 本を読む前に目次をざっと眺める。2. 「問い」を作り、この本を読む問題意識を持つ。3. その「問い」の答えを探しながら、本文を読む。
 神様に質問をするというのは、世の中という名の本を、問題意識を持って読むこと。(pp.232-233)

▲セミナー講師や会議の時に部屋の入口扉、四方の壁、机、椅子などに軽く触って挨拶する。さらにセミナー講師の時は念入りに、部屋の四隅に対して、神社でお参りするように、柏手を2回打って、深く一礼し「よろしくお願いします」と心の中で唱える。一つちゅういてんをあげると、時計回りでお参りしていく。時計回りで柏手を打ち、一礼することで、その部屋に結界を作る。ちなみに、反時計回りは結界の解除を意味する。(p.237)

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『R.O.D 第十二巻』

『R.O.D 第十二巻』
倉田 英之
集英社スーパーダッシュ文庫、2016/8/25、¥648(有隣堂亀戸)

第11巻で執筆が中断されて10年、もうでないと思っていた第12巻が出版。大英図書館特殊工作部と中国の秘密結社読仙社との争いが佳境を迎え、特殊工作部の幹部ジョーカーは大ボスのジェントルメンを裏切り核爆弾を彼に落とそうとする。ジェントルメンと読仙社のボスチャイナは最後の決戦を迎え、ジェントルメンが勝利を収めようとしたその瞬間に読子リードマンが登場。両陣営入り乱れての格闘の末、ジェントルメン、チャイナ、読仙社のナンバー2王炎が死亡する。核爆弾は破裂する前に王炎の黒い本に吸い込まれる。

これで終わりかと思ったらまだ続編がある書きぶりだった。これを出すのに10年かかって、次はいつ出るのか、気長に待ちたい。

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『ぼくらの仮説が世界をつくる』

『ぼくらの仮説が世界をつくる』
佐渡島 庸平
ダイヤモンド社、2015/12/11、¥1,404(有隣堂亀戸)

作家エージェント会社「コルク」を起業した著者による経営に関する考えを述べた本。一般的な経営書とは少し違い、「仮説」を軸にどのように経営してきたかを自分の経験をもとにして書かれている。自分にはなかった考えが述べられているので大変勉強になった。

人に教えたくない良書。

●そして、2010年代は、どんな時代か。やすくなり、食だけでなくモノも飽和状態になってしまいました。[略]
 人々の物欲が減る中で、どうすると心が満たせるのか?
 ぼくは「共感」がキーワードだと考えます。「背景にあるストーリーに共感するからモノが欲しい」という時代になってきた。よってこれからは、デザイナーが様々な産業に入っていったように、作家と編集者の能力がどんどん必要になっていく、とぼくは予想するのです。(pp.84-85)

▲今までのインターネットは、戦後の東京と同じで、一から街を作っている状態でした。だから、どこに行っても特色のない、ゴチャゴチャした街しかなかった。しかし、これからはサービスごとのユーザーが棲み分けされた、渋谷や新宿や銀座のような街がインターネット上にもできてくるのです。
 ネットのサービスは、できるだけ早くユーザーを獲得したくなるものですが、山本さん [Sumallyの運営者] は敢えてオープン当初にセンスのいいユーザーだけに限定公開することで、サービスに「空気感」を生み出しました。まるで、建築の制限などを加えることで、街に空気感を生み出すような感じです。
 このように、サービスの位置付けを最初にどうブランディングしていくかによって、どのような街になるかは、ある程度、コントロール可能だと思います。(pp.96-97)

▲著者は南アフリカで育ったために塾や他の教材に惑わされず、ひたすら教科書という基本だけをやっていたことで灘高に合格できた。
 数学の勉強でも、ただ単に計算が遅くて問題を解ききれなくなっただけなのに、難しくて自分には解けないのだと思い込んで、数学を嫌いになってしまう。だから、中学、高校でも計算問題をもっとたくさんやって計算力をつけるだけで、数学の実力は全く変わります。
 英語の勉強についても、「英語ができない」という人のほとんどは、単語を覚えていないところに原因があります。
 勉強をするにしても仕事をするにしても、一番強いのは「最強の素人」です。つまり、慢心することなく、適切な不安と向上心を持って、地道に努力をし続けられる人。中途半端なプロ意識を持ってしまうのではなく、常に「素人」のチャレンジ精神で取り組む人。そして、基本をおろそかにせず、徹底できる人。(pp.136-138)

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