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『1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉前編』

『1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉前編』
村上 春樹
新潮文庫、2012/3/28、¥637(BO360)

青豆はある事情から殺人を請け負っている。首都高池尻の渋滞で予定時刻に遅れそうになった青豆は、タクシーを降り、非常階段から地上に降りる。その時から時間の流れが1984年から1Q84年に変わり、月が二つになった。一方、天吾は、ふかえりの書いた小説「空気さなぎ」を書き直すことと編集者の小松に依頼される。

青豆は、身に覚えのない山梨県内で起きた警察と過激派の闘争について新聞で確認し、自営コミューン「さきがけ」と、そこから分派した革命的「あけぼの」についての経緯を知る。天吾は、ふかえりが「さきがけ」から脱出してきたことを現在の保護者戎野先生に聞く。

青豆と天吾の視点から、物語が交互に描かれる。最初は別々に進むが次第に距離を狭めていく感じが『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』に似ている。

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