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『いつか陽のあたる場所で』

『いつか陽のあたる場所で』
乃南 アサ
新潮文庫、 2010/1/28、¥594(BO108)

谷中に住む小森谷芭子と江口綾香は、それぞれ罪を犯して刑務所に入っていた仲間。過去を隠しながら、芭子はマッサージ店のバイト、綾香はパン職人になるべく修行をしている。なるべく目立たないように暮らしていても、谷中の人は何かと世話を焼いてくる。

出所後の暮らしぶりを描いた小説として、彼女らの心の動きがよくわかり、胸が痛くなった。特に、弟に絶縁を言い渡された時の芭子の気持ちを思うと、自業自得とはいえ、切なさを禁じえない。

続編があるようなので、機会があれば読んでみたい。

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