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『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』

『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』
岩崎 夏海
ダイヤモンド社、2009/12/3、¥1,728(BO200)

ベストセラーになった本。内容はタイトル通り、マネジメントを野球部に応用し、それぞれのキーワードを物語の中で説明しながら、甲子園を目指す過程を描く。

物語自体は、マネジメントに関連づけるために若干御都合主義のところがあり、文章も決して上手いとは言えないが、スポコン小説として成立しており、面白く読むことができた。また、ドラッカーについても重要なキーワードをうまく散りばめているので、復習として参考になった。

ドラッカーはプロセスより結果を重視せよと説いた。作中準決勝でエラーを連発した祐之助を決勝に出場させるべきかどうかについて議論になったとき、主人公のみなみは「たとえ負けたとしても」祐之助を出場させるべきと主張した。この部分は非常に微妙な問題で、現実でもよく起こることなので、興味深く読んだ。

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