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『水鏡推理』

『水鏡推理』
松岡 圭祐
講談社文庫、2015/10/15。¥670(有隣堂亀戸)

文部科学省の一般事務職員水鏡瑞希は、様々な研究不正を暴くためのタスクフォースに配属される。事なかれ主義の官僚組織の中で、それを意に介せずSTAP細胞、地震予知、宇宙エレベーター、自動運転、バイオメトリクス追跡システム等実際に存在したような不正を暴いていく。

美人だがもともとできの悪かった主人公が、探偵事務所で勉強をして頭脳明晰になる、という「万能鑑定士Q」シリーズと似た設定で、著者はこういうタイプが好みなのだろうと思った。実際にこれだけの不正研究が存在するかどうかについては疑問があるが、現実に官僚は科学研究に詳しくない立場で研究費を承認して結果的に税金を無駄にしているんだろうな、という点では説得力があった。

Qと似た展開なので、若干マンネリは感じたが、話自体は面白く読めた。

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