« 『ホテルジューシー』 | トップページ | 『デービッド・アトキンソン 新・観光立国論』 »

『帳簿の世界史』

『帳簿の世界史』
ジェイコブ ソール (著), 村井 章子 (翻訳)
文藝春秋、2015/4/8、¥2,106(L)

タイトル通り、帳簿がどのように生まれ、扱われてきたかの歴史。中世のイタリアで生まれた複式簿記が、フェイレンツェの発展を生み、ないがしろにしたことで衰退した。スペインは莫大な収入がありながら、複式簿記をつかいこなせず、支出の管理ができないために衰退した。フランス革命は国家の会計を複式簿記によって明らかにしたことで、民衆の怒りをかって起こった。現代においては、会計は複雑になりすぎて管理できず、エンロンなどの不祥事が絶えない。

といった、歴史の出来事を会計の視点から解き明かしている。大変面白く読んだ。

⚫︎「権力とは財布を握っていることだ」。アメリカ建国の父たちの一人、ハミルトンはこう喝破した。(p.245)

|

« 『ホテルジューシー』 | トップページ | 『デービッド・アトキンソン 新・観光立国論』 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/40886/62573631

この記事へのトラックバック一覧です: 『帳簿の世界史』:

« 『ホテルジューシー』 | トップページ | 『デービッド・アトキンソン 新・観光立国論』 »