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『写楽・考―蓮丈那智フィールドファイル〈3〉』

『写楽・考―蓮丈那智フィールドファイル〈3〉』
北森 鴻
新潮社文庫、2008/1/29、¥514(BO310)

異端の民俗学者蓮丈那智シリーズの短編集。民俗学の話と殺人事件が絡み合いながら複雑なミステリーになっている。表題の『写楽・考』では、古美術を巡る殺人で、フェルメールの絵が日本で発見されたのではないか、という話から持ち主が殺害される。カメラオブスキュラといった当時の最先端技術も絡み、複雑な人間関係が描かれる。

北森の他の作品に比べ、蓮丈那智シリーズは非常に複雑でかつ民俗学や古美術などが出てくるため、さらっとは読めないが、それだけに腰を据えて読むには良い作品が多い。

●見える絵が見えなくなるとき、見えない絵が見えてくる。(p.246)

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