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『一流の人は本気で怒る』

『一流の人は本気で怒る』
小宮一慶
文春新書、2015/4/20、¥778(丸善日本橋)

表題通り、本気で怒れる人間になるべき、ということを説いた本。必要なときに怒ること、私心なく怒ることが重要という内容。言うは易く行うは難し。

●コミュニケーションには、「意味(理屈)」をの伝達と「意識(感情)」の伝達というふたつの役割があると私は考えています。「意味」は理屈と情報、「意識」は表面的な言葉では伝わらない感情のことです。コミュニケーションには、この「意味」と「意識」の双方が必要です。「意識」が共有されていれば「意味」が通じやすいのです。(p.20)

●経営者は『夢を語る』『理念を語る』『現場を語る』という三つのことを語らねばならない。(p.74)

●八割の熱い自分と、二割の冷めた自分を持つこと。(p.81)

▲参考までに、私自身が実践しているストレスマネジメント法をご紹介しましょう。ポイントは三つ。
 一番目は「自分でコントロールできないことに悩まない」。二番めは「言い訳をしない」。三番めは「時には自分を甘やかす」。これを心がけているのです。(p.114)

●中国の古典『書経』にも、こんな言葉があります。「人を玩(もてあそ)べば徳を喪い、物を玩べば志を喪う」。(p.145)

●本当のリーダーは、部下がついてこようがくるまいが、そんなことは気にしない。胎教を見ているため、波風が立つの立たないの、といった小さなことは気に留めないのです。全体のことを考えながら理想を求めている。だから怒ることも気にしない。
 大局を見ているリーダーは、部下に対して厳しく、よく怒ります。しかし、「厳しさ」と「優しさ」はコインの裏表ではないでしょうか。厳しく叱咤することが、結果的にはその人や組織全体のためになる。それが本当の「優しさ」だということです。(p.151)

●[松下幸之助の説く] 素直であるためには、三つのステップを踏まなければならないと思っています。
 一番目は、人の話を聞く。
 二番めは、人から聞いて「いい」と思ったことを実行する。
 三番めは、結果が出るまで、それをやり続ける。(p.157)

▲「輪ゴム」の訓練で気分をすぐに切り替える。怒りを感じたときに、手首にはめている輪ゴムをパチンをやると気分が切り替わる。(p.175)

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