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初春歌舞伎公演『通し狂言 南総里見八犬伝』

2015/01/18:国立劇場大劇場(1等A席2階4列22番)

初春歌舞伎公演『通し狂言 南総里見八犬伝』

犬山道節:尾上菊五郎 犬坂毛野:中村時蔵 犬飼現八:尾上松緑
犬塚信乃:尾上菊之助 犬田小文吾:坂東亀三郎 犬田荘助:坂東亀寿
蟇六娘浜路:中村梅枝 犬村大角:中村萬太郎
馬加鞍弥吾:市村竹松 伏姫:尾上右近 犬江親兵衛:尾上左近
横堀在村:市村橘太郎 馬加大記:市川團蔵
足利成氏:坂東彦三郎 扇谷定正:市川左團次

知人3人(うち二人は初めての歌舞伎)との鑑賞。残念ながら一人は体調不良で途中で帰宅。
初めての国立劇場。正月に見るのには華やかで良い舞台だった。
しばらく見ない間に松緑が上手くなっていた。菊之助は相変わらずハンサム。
松緑の息子の左近を初めて見た.

菊五郎の趣向で、火遁の術の演出が派手で面白かった。また、浜路が逃げたと知った時の蟇六夫婦が今流行りの「いいじゃないの」「だめよだめだめ」の小芝居をして受けていた。

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『犬はどこだ』

『犬はどこだ』
米澤 穂信
創元推理文庫、2008/2/9、¥799(借)

東京に出て銀行に就職した紺屋長一郎は、アトピーのため退職して地元に戻り、犬を探す調査事務所を開設した。しかし舞い込んだ依頼は人探しと古文書の解読。高校の後輩半田を部下にして調査を開始すると、次第にきな臭さが増してくる。失踪人の女性はネット上でストーカーされていて、早く見つけないと危ないと感じた紺屋は焦りを募らせる。

高校を舞台にした日常の謎を解く氷菓などとは違い、本格的なミステリー仕立ての小説。読み始めたら止まらず一気に読んでしまった。

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『風の帰る場所 ナウシカから千尋までの軌跡』

『風の帰る場所 ナウシカから千尋までの軌跡』
宮崎 駿
ロッキング・オン、2002/7/19、¥1,728(借)

タイトル通り、ナウシカから千尋までの映画についてのインタビュー集。

もともと何を言いたいのか難しくて理解しがたいところはあるが、左翼的な思想を持ちながら現実はそうなっていないという不満を、アニメを通して描いているというのが潜在的に一貫したテーマではないか、と本書を読んで思った。

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『昨夜のカレー、明日のパン』

『昨夜のカレー、明日のパン』
木皿 泉
河出書房新社、2013/4/19、¥1,512(有隣堂亀戸)

ドラマ化の原作小説。テツ子は、7年前に亡くなった夫一樹の実家にギフと同居している。最近、付き合っている岩井さんから結婚を申し込まれるが、一樹を忘れられないテツ子は結婚に踏み切れない。そんな曖昧な人間関係を中心に、ゆるやかに、温かく時間は過ぎて行く。

夫を忘れられないけれど前に進まなければ、という葛藤を抱えるテツ子、人間を信じられない女の子、結婚直前で彼に振られた山ガール、などそれぞれ悩みを抱える人々を、それぞれの立場に寄り添いながらゆったりと描く小説で、年初に本書を読めて大変良かった。

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