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『珈琲店タレーランの事件簿 3 ~心を乱すブレンドは』

『珈琲店タレーランの事件簿 3 ~心を乱すブレンドは』
岡崎 琢磨
宝島社文庫、2014/3/24、¥702(L)

長編ミステリー風に仕上げた第三作。美星は関西バリスタコンペティション(KBC)の予選を勝ち抜き本戦に進む。しかし、そこで異物混入事件が相次ぎ、美星は優勝をあきらめ犯人探しに専念することになる。

相変わらず文体が独特で、しかも今作はちょっと話を複雑にしているので読み進めるのに時間がかかった。また、トリックがかなりリスキーに感じられ、完成度としては少し甘さが残るように感じた。さらに、最後の謎解きで、赤いものを混入する謎について語られるが、そのものの特性上、時間が経つと変色してしまい、トリックとして成立しないような気がした。

色々甘さの残る展開だが、この著者の特徴だと思えばそれも味だろう。


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