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『メディアミックス化する日本』

『メディアミックス化する日本』
大塚英志
イースト新書、2014/10/22、¥980(三省堂神保町)

自身の物語消費論の応用として、現在進行するメディアミックス現象を読み解く。角川春樹と歴彦のメディア感の違いを、作者の存在を前提とする近代と作者を不要とするポストモダンの対比を通じて明らかにし、
角川とドワンゴの合併によるメディアミックス化が、消費者を作者として機能させると説く。そして、角川の戦略が、同人誌等にみられる共有文化としてあるべき二次創作の世界を、メディアミックスによって捕らえマネタイズしていくことにあり、モラルなきインフラとして立ち現れるメディアミックスに対する危機感をあらわにする。

大変面白く示唆に富む本。

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