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『小さな会社のブランド戦略』

『小さな会社のブランド戦略』
村尾 隆介
PHP研究所、2008/12/10、¥1,296(L)

小さな会社が生き残るには、ブランドを作ることが大切、というコンセプトで書かれた本。言っていることは極めて正当で、大変勉強になった。要再読。

●小さなブランドを築いた人は、仕事の中のディテールにこだわる、徹底力のようなものを持っています。「ラスト10%」のつめが、後に大きな差になってくることをよく知っています。[略]
 定期的にディズニーランドに足を運び、"大人の社会科見学"を行う経営者もいます。「ラスト10%」の徹底力は、ディズニーランドから多くを学ぶことができるからです。(pp.103-104)

☆徹底力・ラスト10%、の重要性。

●いつも頭にポジショニングを
「ビジネスは戦いである」は、本当でしょうか?小さな会社は、空きポジションを使って、上手に「不戦勝」し続けることが可能なはずです。(p.116)

☆激戦区から少しだけずれたところにポジショニングすることを心がける。

●社長には「3年後に生き残っている理由を考える」という仕事があります。(p.128)

●ポジショニングを、時代の変化と共に変えていくことを「リポジショニング」と呼びます。でも、いきなり商売自体をガラリと変えてしまうような極端なリポジショニングには、リスクが伴います。
 ですので、小さな会社は、常に自社のポジショニングや、地域・業界全体のポジショニングを確認しながら、少しずつ、その立ち位置を調整していく必要があります。これができている会社の未来は明るいです。(p.134)

●たった1項目でも良いです。どんな書き方でも良いです。より良いチームをつくるためにも、社長の負担を軽減するためにも、仕事観や、職場の口癖、会社の文化を表現するようなフレーズを、ぜひ一度、紙にリストアップしてみてください。各項目をかっこよく書こうとする必要はありません。「あいさつは必ず自分の方からしよう」など、一般的なことを書くのでも構いませんし、社長がいつも口うるさく言っているようなことをクレドとして挙げても構いません。[略]
 [名刺大のカードに印刷した] クレドカードは、各スタッフに配布し、財布等に携帯してもらいます。そして、最大5名くらいのグループで、クレドだけに特化したミーティング(クレド・ルーティン)を週に1度程度開催します。地道ですが、これが継続されると、スタッフのブランド力は、大きく変わります。(p.153)

●私のセミナーで、以前、「『頭の良い人』の定義」というディスカッションをやったことがあるのですが、参加者の一人が、「自分の定めた"しあわせ"に向かって、具体的に歩んでいる人」と発言しました。聞けば、その方も、アメリカで教育を受けていたそうです。(pp.165-166)

●ビジネスは、シンプルに削ぎ落として考えると、たった「3つの力」で成り立っています。
 一つ目の力は「売り物をつくる力」です。言い換えれば、商品やサービスの開発力です。また業態によっては、価値ある商品やサービスを選んで仕入れる力です。
 二つ目に必要な力は「売り物を売る力」です。消費やサービスを販売する営業力や、市場に伝えていくための伝達力、コミュニケーション力が、この中に含まれます。
 そして、三つ目の力が「管理する力」。会社組織には、人材・在庫・金銭関連など、管理すべきものが無数にありますが、仕事に必要なあらゆるものをマネジメントする力が、この「管理する力」です。
 この「3つの力」が、会社にバランスよく備わって、はじめて経営は上手くいきます。(p.168)

参考図書:『だれかに話したくなる小さな会社』浜口隆則・村尾隆介→クレド作成等

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