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『ユニ・チャーム 共振の経営 「経営力×現場力」で世界を目指す』

『ユニ・チャーム 共振の経営 「経営力×現場力」で世界を目指す』
高原 豪久
日本経済新聞出版社、2014/6/24、¥1,728(有隣堂亀戸)

ユニチャーム社長による経営哲学の本。

●に事情法は、「誰もが入手可能」という利便性があるが故に、その情報から優位性を生み出すことは非常に難しいと思うのです。[略] とはいえ、よくよく考えると情報格差がなくなっているのは二次情報だけであり、一時情報から得られる人それぞれの気づきが色あせることはないのです。つまり、「どれだけ現場に足を運び、ありのままの現実を直視し、耳の痛い話を聞いたか」によって差が生まれることに変わりはありません。(p.25)

●中長期の経営計画を策定する過程では、10年先を見て3年後を考える、つまり、いま取り組むべきことだけでなく将来取り組むべきことも洞察して最善の一手を打つことを念頭においていますが、このとき最も注意していることは「にせものの現場主義」に惑わされないようにすることです。(p.38)

☆現場に行くこと自体に目的や意義を見いだすのではなく、経営上の判断をおこなう上でのヒントや答えを得るための情報を探しに現場に行くことが重要。

●壁を越える5つのポイント
1) 形や型のあるものは理解されやすい。
2) 「不」を解消する付加価値は受け入れられやすい。
3) ホーム(日本)での勝ちパターンを移植するほうが成功確率は高い。
4) 社歴20年以上のエース人材を10年スパンで派遣する。
5) 閾値を超える(=成功する)まで諦めない。(pp.57-58)

●成功に必要な3つの前提条件
 「良い商品」「強い営業」「巧みなマーケティング」の3つにおいてベストをそろえること(p.65)

●そもそも、戦略とは「誰に対してどんな会社になりたいか」を決めるだけではなく、その顧客に対して「価値を継続的に感じてもらえる仕組み」をつくり、それを実際に「実行できる能力を組織全体で身につける」ための方法を示すことだと考えています。(p.71)

▲リーダーに必要なのは「熱い怒りのようなエネルギー」(p.191)

●√N回の原則
 N人に一度にコミュニケーションする場合には、√N回のコミュニケーションをしないと、1人ずつコミュニケーションしたときと同じ効果は生まれない。つまり100人を一堂に集めてコミュニケーションする場合には同じことを10回繰り返し言って、やっと一人一人と1回ずつコミュニケーションするのと同じ効果を期待できる。(p.199)

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