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『日本の風俗嬢』

『日本の風俗嬢』
中村淳彦
新潮新書、204/8/9、¥842(有隣堂亀戸)

風俗嬢という視点から、日本における風俗業界の現状を解説した本。なかなか正式な統計が出にくい業界なだけに、このような本は貴重。

・風俗業界ではやくざとの関係は切れない。警察も腐敗して悪質。
・日本の性風俗店舗数は13000店程度。風俗嬢の総数は32万5千〜39万人程度。おおむね20〜34歳女性の28人に一人が風俗経験者。
・一流女子大生や介護従事者などが大挙して風俗に押し寄せている。
・今は風俗になるにも競争があって狭き門。
・風俗嬢やスカウトなど業界の収入は激減。貧困ぎりぎりの収入にしかならないことも多い。

結構以外な現実が浮かび上がる。現在の風俗嬢買い手市場は、日本の貧困化と、ネットの普及による風俗への敷居の低下によってもたらされていることが克明に描かれていて、一読の価値がある。

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