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『企業価値向上論講義 社長の値打ち』

『企業価値向上論講義 社長の値打ち』
佐山 展生
日本経済新聞出版社、2010/4/16、¥1,728(BO¥860)

著者が一橋大学大学でゲストスピーカーを招いて行った授業を書籍化した本。経営理念や思想など、経験に裏打ちされた経営者の体験が多く書かれ、大変勉強になる。

●会社は社長で決まり、集団はリーダーで決まりだと思います。会社の価値を上げるのが社長の仕事で、それで「社長の値打ち」は決まります。(p.i)

●私は、企業の将来を占うには、営業力、商品企画・商品開発力と新卒採用レベルがあると考えています。1年後その企業が儲かっているかどうかは、その会社の営業力を見ればわかります。5年後を占いたければ商品企画力や商品開発力を見れば良い。そして、10年後を占いたければ、現時点でのその会社の新卒採用レベルを見ればわかる、というのが私の意見です。(リンクアンドモチベーション社長 小笹芳央、p.74)

●リーダーには、意思決定を1秒でできるように求めています。それだけ毎日知識を増やし経験を積んで、どのような状況においても意思決定ができるように心構えをしておかなければなりません。リーダーが意思決定できなけれえば、あとに続く人が詰まってしまうからです。一秒で物事を決めるには、相当の努力が必要となります。情報、ビジネスの流れ、雰囲気など、与えられた環境を敏感に感じ取って判断をするのです。
 そしてリーダーは、自分の意思決定にコミットするということも必要です。自分の意思決定に責任を持ち、必ず実行するのです。仮に、自分の意思決定によって結果として失敗に終わっても、自分自身は育っていくからです。コミットをして成功を収めることによって、初めて人からの信頼を得ることができます。(元アップルジャパン社長 山元賢治、p.180)

●極端な言い方ですが、私は、人間も会社も、「存在が悪だ」と思っています。人間は、他の動物や植物を食べたりしますし、二酸化炭素を排出するわけですから、いない方が地球環境のためになるのだと思います。もし、地球環境が一番大事だと思ったら、人間は存在しない、すなわち死滅することを選択するべきだと思います。犬やライオンはそれほど地球環境を汚染していないですから。人間がいなくなれば、地球はきれいでクリーンに保てるのです。だから、人間の存在自体がかなり悪だと言えるのです。(堀紘一、pp.240-241)


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