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『イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ』

『イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ』
クレイトン・M・クリステンセン (著), ジェームズ・アルワース (著), カレン・ディロン (著), 櫻井 祐子 (翻訳)
翔泳社、2012/12/7、¥1,944(L)

『イノベーションのジレンマ』の著者であるクリステンセン教授が、人生で何を重視して生きるべきかについて書いた本。

●優れた理論は、「気が変わる」ことがない。一部の企業や人だけに当てはまり、ほかにあてはまらないということはない。理論とは「何が、何を、なぜ引き起こすのか」を説明する、一般的な言明だ。(p.14)

☆自分の抱える問題を理解した上で、理論を理解すれば、その理論を自分の問題に応用することが出来る、ということ。

▲端的に言うと、企業ができること、できないことを決定する要因、つまり能力は、「資源」「プロセス」「優先事項」の三つの分類のいずれかにあてはまる。この三つを考えることで、企業の現状を正確に捉えることができる。
 資源:一般的に言えば人かモノを指し、雇用、解雇、購入、売却、償却、構築できるものが多い。多くの資源は目で見ることができ、測定可能な場合が多いため、経営者が価値を評価し易い。
 プロセス:従業員が資源を使って、さらに価値の高い製品・サービスに作り変えるときの、相互作用、連携、意思疎通、意思決定を行う方法。プロセスはバランスシートに表れない。
 優先事項:最も重要な能力で、一連の要因が、企業の意思決定方法を決め、企業が何に投資すべきか、すべきでないかについて、明確な指針を与える。(p.142)

▲既存設備を使うために限界費用(一つ作るのに必要な費用)だけを考えて意思決定をすると、長期的には失敗し、総費用(既存設備のみでないすべての費用)を失うことになる。イノベーションが起こっているときには、既存設備の活用のみを考えるのは危険。(pp.205-206)

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