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『キレるソフトバンク』

『キレるソフトバンク』
日経コミュニケーション編集 榊原 康
日経BP、2013/12/18、¥1,890(フタバ図書南砂町)

ソフトバンクと孫正義社長の経営スタイルの分析を意図した本。ただ、表面的なことに終始し、その奥に隠れた真の部分を掘り起こすのには必ずしも成功していないように見える。そのため、よくある「よいしょ本」の域を出ていないのが残念。

●ソフトバンクの幹部が自社の強みとして口を揃えて指摘するのは、経営判断の速さである。[略] 何事も即断即決。ソフトバンクに「後で考えようという文化はない。直ちに決定し、今からすぐにやれとなる」(幹部)。(p.20)

●ソーシャルメディアはサービスごとに特徴が異なるため、使い分けている。例えばツイッターは上方の拡散が速く、コメントはポジティブが少なくネガティブが多い傾向にあるため、基本的に反則には使わない。一方、FacebookやLINEハファン層が中心でブランド評価が高く、販促に向いているが、しつこく配信すれば嫌われる。タイミングや準備も重要となるため、新潮に投資対効果を見極めながら展開している。(p.41)

●孫社長がハマっているゲームがある。ソニーが開発した「マネジメントゲーム」と呼ぶ経営シミュレーションゲームである。プレーヤーは製造業の経営者となり、工場の建設や材料の調達、人材の雇用などを意思決定しながら会社を成長させていく。「1期=1ラウンド」でプレイし、5期を通じて稼いだ利益で順位を争う。プレーヤーには会計の知識が求められ、経営者を疑似体験できることから、企業の幹部研修等に採用されているものである。(pp.58-59)

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