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『小山薫堂 幸せの仕事術』

『小山薫堂 幸せの仕事術―つまらない日常を特別な記念日に変える発想法』
小山薫堂
NHK出版、2012/8/30、¥1,260(博文堂信濃町)

小山がNHK「仕事学のすすめ」で放送された内容についてまとめたもの。仕事をする上での心構えのような本。平凡な日常を特別な一日に・ブランディングの重要性、など普段思いつかないようなことが書かれていて刺激になった。

▲大学生にカレーを食べますか?と聞いても誰も反応しなかったが、「イチローのお母さんがつくったカレーです」というと全員が手を挙げた。これをブランディングという。(p.26)

☆ブランディングとは商品やサービスに対する意味付け、ストーリー化の技法。差別化を図る上で重要。

●何をするにも、僕のベースには「誰かを喜ばせたい」という気持ちがあります。ユアハピネスイズマイハピネス=「あなたの幸せが、私の幸せ」。これは僕が企画を発想するときの原点です。いつも、どうやって人を喜ばせようかと考えているんです。(p.3+)
●僕はタクシーに乗ると、必ずと言っていいほど運転手さんに話しかけます。せっかくなら短い時間であってもタクシーという空間自体を楽しくしたいと思っていますし、何より、その運転手さんを喜ばせたいと思う。大げさに言えば、その人の人生に自分の足跡を残したい、ということです。(
p.38)

☆仕事をする上での理念。

●僕の仕事は、誰かから「やってみませんか?」と声をかけられて始まるものがほとんどです。[略]
 実際にお引き受けするか否かを考えるときに、僕の中には明確な三つの基準があるんです。それは、「その仕事は誰を幸せにするか」「その仕事は自分にとって楽しいか」「その仕事は新しいか」ということ。(p.79)

☆仕事は人のため、自分のため。

●[日光金谷ホテル従業員の名刺をつくるときの] 仕掛けとは何かというと、自分の好きな場所が裏面に印刷された名刺をつくること。名刺にそんな写真がプリントされていれば、「こんないいところで働いているんだ」といつも胸を張って人に渡せますよね。(p.120)

☆面白い企画。

●僕はいつも、父の言っていたことを思い出すんですよ。「人生はいいほうに、いいほうに進んでいる」という言葉を。いまも確かに、楽しくたくさん仕事をさせてもらっているのですが、それは次にもっと幸せになるための通過点にすぎないと思っているんです。(p.184)

☆楽天主義の重要性。


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