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『ザ・万字固め』

『ザ・万字固め』
万城目学
ミシマ社、2013/2/9、¥1,575

万城目のエッセイ第三弾。

森見が竹に執着するのと同じように、万城目はひょうたんに執着する。これでもかというくらいひょうたんへの愛を語る。ほかに、台湾の出版社に呼ばれて台湾のファンとのイベントに出た話など、相変わらずくだらない話を楽しく語る。

●六時間も続いた株主総会の間に、私は二度トイレに立った。
 しかし、七十一歳になる議長の勝俣会長は一度も中座しなかった。
 さすがに何も食べずに、ひたすら六時間も座っていると頭がぼんやりしてくる。それだけに私が素直に驚嘆したのは、六時間にわたり、ほぼひとりで怒号がやむことのない荒れる株主総会を差配し続けた、勝俣会長の頭脳と胆力だった。(p.151)

☆善し悪しは別にして、これだけの胆力のある人物はなかなかいないのではないか。

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