« 『コレキヨの恋文』 | トップページ | 『陽だまりの彼女』 »

『特等添乗員αの難事件II 』

『特等添乗員αの難事件II 』
松岡圭祐
角川文庫、2012/6/25、¥540(L)

水平思考―ラテラル・シンキングの使い手、浅倉絢奈シリーズ第ニ弾。

得意のラテラルシンキングで難題を解決し、順調に見えた添乗員生活だったが、目の前にいた窃盗犯を見逃したことからスランプに陥る。恋人であった壱条那沖との仲にもすきま風が吹き、絶不調。なりゆきから香港ツアーに添乗した絢奈に人探しの指令が下る。そこに那沖と姉の及愛も加わり、協力することになる。

凛田莉子シリーズもこのシリーズも、あまり緻密な推理ではなく、主人公たちの人間関係や青春物語をさらっと楽しむ本なので、そういう意味で面白く読んだ。

●予定の時間を大幅に超過していても、絢奈は遅れを取り戻すすべを心得ていた。
 入国審査の外国人用カウンターの前には、いつもながら長い列ができている。ふつうに並べば抜けるまでかなりの時間を要する。すぐさま絢奈はツアー客を三つのグループに分けて、閉まっているカウンター、乗務員専用、居住者用のそれぞれ隣に伸びる外国人用の列に並ばせた。
  はじめのうち列の消化は鈍かったが、数分もすると急に進みだした。絢奈の狙い通りだった。込んでいれば空きカウンターに職員が入ったりするし、暇になりがちな乗務員用の居住者用のカウンターは、手がすきしだい隣の列を呼び込んだりする。(1p.177)

☆ちょっとしたtips。

|

« 『コレキヨの恋文』 | トップページ | 『陽だまりの彼女』 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/40886/56425701

この記事へのトラックバック一覧です: 『特等添乗員αの難事件II 』:

« 『コレキヨの恋文』 | トップページ | 『陽だまりの彼女』 »