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『中国古典の名言200』

『中国古典の名言200』
守屋淳
日経BP社、2011/6/2、¥1,575(L)

「名経営者を救った」と副題にある名言集。中国古典の言葉は多くあるが、そこから自分の腑に落ちるものを探して使えばよいので、あまり深く考えずにさらっと目を通した。

●苟(まこと)に日に新たに、日日に新たに、また日に新たに
 一日を新たな気持ちで、日々を新たな気持ちで、また一日を新たな気持ちで。『大学』伝二章

☆元経団連会長土光敏夫氏の座右の銘とのこと。

●疑わば用うるなかれ、用いては疑うなかれ
 疑わしい相手は始めから登用するな。一旦登用したなら疑うな。『通俗編』交際

☆採用でもなんでも。

●孰(たれ)か怨みに任じ、謗(そし)りを分かつを宰相の細行(さいこう)となすと謂わんや
 怨みを身に受け、誹謗を受け止めることも、宰相の重要な職責なのだ。『為政三部書』廟堂忠告

 これは四字熟語にすれば「任怨分謗(にんえんぶんぼう)」となりますが、戦後の首相の指南番として知られた安岡正篤(ひろ)が、政財界の指導者たちに授け続けた言葉として知られています。(P.158)

☆わかってはいるけれど。

●善く兵を用うる者は、先ず測るべからざるを為す
 戦上手は、まずこちらの動きを察知されないようにする。『李衛公問対』上の巻

 [略] 敵に勝つという場合、情報量で差を付けることは、より正しい判断を導くための基本条件になるわけです。
 この観点では、自社の利益を十倍にしたことで有名なキャノン電子の坂巻久社長から、まさしく正鵠を得た名言をうかがったことがあります。[略]
「交渉ごとで勝ちたいと思ったら、とにかく相手よりたくさん情報をとることですよ。それができれば、交渉事は勝てます。もしそれが無理だったら、交渉自体しなければいい。そうすれば百戦百勝ですよ」(PP.217-218)

☆情報の重要性。

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