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『「砂糖」をやめれば10歳若返る! 』

『「砂糖」をやめれば10歳若返る! 』
白澤卓二
ベスト新書、2012/5/22、¥720(有隣堂亀戸)

食べ物は基本的にあまり精製されていないものがよいが、現代の食生活では中毒になるほど砂糖を摂取している。人間がエネルギーを作る回路は、1) 糖質→グリコーゲン→ブドウ糖、2) たんぱく質→アミノ酸→ブドウ糖、3) 脂質→脂肪酸→ケトン体 の三つあるが、ブドウ糖を使うエネルギーは体に色々な負荷を与えるので、ケトン体回路が良い。で、その回路はブドウ糖がなくなってから働くので、なるべく炭水化物や糖質をとらない生活をしましょう、という内容。

てんかんなどの病気で、昔から絶食すると症状が改善することがわかっていたが、糖質による脳の過剰活動が悪影響を与えていることがわかってきて、ケトン体型のエネルギー産出回路にするのがよい。あるいは、砂糖や油、塩を限りなく動物に与えると麻薬中毒と同じ症状が現れる、といった面白い話や、タバコ会社の戦略で若者の喫煙がマジョリティーとなり、民主主義的に喫煙中毒を発生させていた、など、ディベートの証拠に使えそうな話など、それなりに面白いが、狩猟時代は穀物なんか食べていなかったのだから、食生活から炭水化物と砂糖を完全排除して、タンパク質や野菜などのケトン体型にしろ、というのは今ひとつ説得力に欠ける。

とりあえず、白砂糖やスナック菓子の取りすぎは体に悪いのはわかった。

●私がおすすめするのは、発酵食品です。私は、精製されていない食べ物のなかでもっともバランスがいいものは発酵食品だと思っているからです。
 例えば、塩の代わりに塩麹、砂糖の代わりに麹、ジャムの代わりに麹ジャム。麹は甘いことをご存知でしょうか? 麹を使った甘味料は精製されておらず、天然の菌がつくっているので、アミノ酸のバランスやブドウ糖のバランスが非常にいいのです。(p.179)

☆いずれ試す。

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