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『裸でも生きる』

『裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記』
山口絵里子
講談社、2007/9/22、¥1,470(丸善本店)

 数年前から各種メディアでしばしば取り上げられてきた著者の自伝。小学校でいじめられ、中学校で不良になり、高校で柔道県大会優勝をし、一芸で入学した慶応SFCの竹中ゼミで開発経済を勉強し、インターンで働いた国際機関のあり方に疑問を感じて最貧国バングラディシュをその目で見て、現地大学院に入学。商社の現地事務所でバイトしている時に見たジュート生地で鞄を作ることを思いつき、鞄工場を探しながら何度も騙され、信用できる人物に現地を任せることでやっと軌道に乗せる。

 著者の経歴と突破力には驚嘆するしかない。「がんばればできる」というレベルではないので、本書を参考にして何かをしようと考えても多分無理だろう。ただ、本書に関連してたまたま目にした商工ジャーナル2012.1号の取材記事での「継続する中で、客観的な分析も大事だと思うようになりました。ただ、ゼロを一にするときの突破口は個人の主観しかありません」(p.65)という考えは参考になる。

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