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2011年の10冊

2011年に読んだ104冊(内再読1冊)の中から選んだ、今年の10冊。

1. 『センセイの鞄』:多分ここ数年で圧倒的に一番の小説。
2. 『憂鬱でなければ、仕事じゃない 』:賛否両論はあっても見城の刺激的な言葉は力になる。
3. 『映画の構造分析』:映画の表面的なストーリーと象徴的意味についてわかりやすく学んだ。
4. 『趣都の誕生』:萌えるアキハバラの歴史的考察。
5. 『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』:地震後の不安定な世情で精神安定剤的に機能した本。
6. 『米国製エリートは本当にすごいのか?』:著者のバランスの取れた分析は参考になった。
7. 『ビブリア古書堂の事件手帖』:ミステリー部分と淡々とした日常の描写の混在が不思議な空気感。
8. 『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』:文学界重鎮による紙の本への愛情溢れる対談。
9. 『新人OL、つぶれかけの会社をまかされる』:マーケティング入門としてとてもわかりやすい。
10. 『下町ロケット』:小説ではあるが、中小企業でどこまでできるかを描いていて勇気づけられた。

 2011年は、3月を除いて年間通してほぼ同じペースで読み続けた。地震後の色々不安定な時期に精神を平穏に保つために静かな本を求め、『かのこちゃん』や『ビブリア古書堂』がとても心を穏やかにしてくれた。その後は小説とともに思想的な本を少し読み、経営に関する本はあまり読まなかった。今年一番の収穫は川上弘美を発見したこと。何気なく手に取った『センセイの鞄』に深く深く心を揺さぶられ、小説の力を久しぶりに感じた。選外にはなったが、『R.O.D』シリーズや『万能鑑定士Q』シリーズは面白く読んだ。

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