« 『ガリレオの苦悩』 | トップページ | 『明日のコミュニケーション』 »

『パプリカ』

『パプリカ』
筒井康隆
新潮文庫、1992/1/1、¥700(BO¥400)

精神医学研究所に勤める千葉敦子は超一流のサイコセラピストであると同時に、患者の夢に侵入し無意識の原因を探って治療する夢探偵パプリカの顔を持つ。
前半はパプリカの活躍を描くが、研究所の開発した人格を破壊するほど強力な治療テクノロジー「DCミニ」をめぐる争奪戦が始まると、後半は物語世界が崩壊していく。

『文学部唯野教授』でも出てきたようなホモの腰巾着研究員が本作でも出てくるが、筒井には何かそのあたりにこだわりでもあるのだろうかと感じさせるほど同性愛の描写が出てくる。また、パプリカの人物像は優しくて、何でも言うことを聞いてくれて、最後は気持ちよくさせてくれて、というように男性に都合の良い女性という感じ。


|

« 『ガリレオの苦悩』 | トップページ | 『明日のコミュニケーション』 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/40886/53559521

この記事へのトラックバック一覧です: 『パプリカ』:

« 『ガリレオの苦悩』 | トップページ | 『明日のコミュニケーション』 »