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『源氏物語 千年の謎』

『源氏物語 千年の謎』
高山由紀子
角川文庫、2011/6/23、¥660(TSUTAYA東大島)

ブックフェアの角川ブースで映画広告が流れていたのを覚えていて、なんとなく購入。
源氏物語の著者紫式部と、時の権力者藤原道長の関係を描きながら、光源氏がどのように生まれたかを幻想的に描く。物語が進むにつれ、作中人物であったはずの光源氏が現実となって式部の前に姿を現す。

映画監督の著者が小説として書いたもので、文章自体は必ずしもこなれていないため時に読みづらい。しかし源氏物語の力を借りて小説を組み立てているので、紫式部の力で読んでしまうといった印象。
もとの源氏物語を若干改変して解釈している部分(御息所と夕顔の関係など)があり、あれっと思ったりもしたが、小説を進める上では面白いアイデアだと思った。


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