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『「また会いたい」と思われる人の38のルール』

『「また会いたい」と思われる人の38のルール』
吉原 珠央
幻冬舎、2009/10/10、¥ 1,365(BO¥700)

イメージコンサルタントの著者による自己啓発本。新刊で発売当時、書店で平積みになっていて興味はあったが、定価で買うのはためらわれたので、古本に出るまで待っていた。
また会いたい、と思われる人になるための方法として、考え方のルール、見た目のルール、行動のルール、という3パートにわけ、それぞれ小項目で合計38のメソッドを提示している。

話を聞いてもらえることに感謝していますか?[略] 誰かがあなたとコミュニケーションを取っているその瞬間は、相手の人生の時間を自分に使ってもらっているんだと認識することに大きな意味があるのではないかと思うのです。(pp.48-49)

さて、口角を引き上げるのになぜ5ミリなのか……。それは、相手に「この人は笑顔だ」と認識してもらえるための最低数値だからです。[略] 知っておきたいのは、自分が感じる「笑顔」と、人が感じる「笑顔」のものさしはきわめて違うという事実です。[略] 自分では「しているつもり」でも、相手にちゃんと伝わっていないことが多いのです。だからこそ、自己満足に浸らず、現状の笑顔レベルに「プラス30%!」を実行してみるのです。(pp.106-108)

私が、3つだけ「健康的でエネルギーを感じる姿勢」のポイントを挙げるとしたら以下の通りです。
1) 両足のかかとをつけて足と背中をまっすぐに伸ばす
2) 肩を開く
3) 顔を上げる
最低限、この3つを覚えていただけたらOKです。では、先ほどの3つのポイントが完璧にできた方へは次のステップを紹介します。
1) お尻に力を入れる(腰をそらせたり、おなかが出ないよう)
2) あごを正面より1〜2センチ内側へ入れる(目力がアップする)
3) 指先を自然に伸ばす(男性は手をズボン脇の縫い目におく、女性は重ねてへそよりやや上)
姿勢が変わるだけで、おおらかさ、知性、経済力、ポテンシャルなどの印象レベルが上昇して見えます。(pp.114-115)

目を合わせるだけでなく、目元や視線を観察するようになると、相手の正直な気持ちや、深い心理、さらには相手が喜んでくれそうな話題のトピックが生まれることもあるのです。(p.118)

実は普段あまり意識がいかず、ノーマーク状態の「手癖」「足癖」にこそ、その人の本当の品性が表れるのです。(p.123)

私がイメージコンサルタントの勉強を始めて、大変印象に残っていることの一つが「ビジネスファッションは相手のために装う」という、極めてシンプルですが、的を射た学びでした。[略] シンプルに言うなら「採用される側」と同じものを見ているとしても、「採用する側」のほうは10倍ズームで見るほど、相手を細かく観察しているということです。(pp.128-129)

日本ではほめられて「ありがとう」を言える人が極端に少ないように思います。[略] たとえば、年に一回アメリカで開催されるイメージコンサルタント協会の国際会議でのことです。私がある後援者に「あなたのセッションは非常に役に立ちました。ありがとうございます」と伝えたところ、彼女は私に「講演を真剣に聞いてくれてありがとう。また楽しんでいただけて光栄です。あなたはどこの国のご出身?黒髪が素敵ね」など、必ずお礼を先に言うのです。しかも、彼女の場合は、相手(私)への配慮も忘れずに質問をして興味を示して、ほめ返しまでできてしまう頭の回転の速さを感じるとともに、フレンドリーな印象も持ちました。
実際には、相手をほめることに対して本気度が低い場合もあるでしょう。でもそんなことは関係ありません。低かろうが高かろうが、せっかく相手が言ってくれたすばらしいほめ言葉に対して、「ありがとう」を言うべきなのです。なぜならば、ほめる人も「ほめる理由」を探すのがそれなりに大変だからです。(pp.142-143)

品格がある人たちに共通する10の習慣
1. レストランや電車、タクシー、エレベーターなどでは具体的な固有名詞を使った噂話は控えている
2. 会話をしながら街を歩いているときには、「見られている」「聞かれている」ということを意識して態度や言葉を選んでいる
3. レストランで食事をしているとき、ほかのテーブルの客との距離感や雰囲気を感じながら、声の大きさや笑い声に気を配っている
4. 相手との会話では「怒り、愚痴、妬み」は話さない
5. 業務内容やクライアント情報などの守秘義務を徹底し、プライベートでも口外しないと約束した大事なことを外では一切話さない
6. 周囲に人がいれば、相手へのプライベートの具体的な質問はさけるようにしている(住所、収入、家族の病気など)
7. 店でサービスを受けるときには、店員への対応を丁寧に品よくしている
8. 人前では「舌打ち、ため息、あくび、のび、肘つき」をしない
9. 常に相手の行動を観察して、ケアができている(相手のためにドアを開けてあげる、荷物に気を配る)
10. 待ち合わせには、相手よりも早く着いて待つことができる(p.171)

私が、年間で1000名以上の研修受講者やクライアントとお会いする中で実感しているのは、「説得力がある」と思われる人には、「表情にメリハリがある」「表情が豊かである」という共通点があることです。(p.200)


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