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干場弓子 講演『ヒットに方程式はあるか』

11/06/15
演題:『ヒットに方程式はあるか』
講師:干場弓子
主催:夕学五十講

『超訳 ニーチェの言葉』などのベストセラーを頻発する出版社ディスカバー・トゥエンティワンの社長による講演。

出版社経営の話を期待したが、それにはほとんど触れず、もっぱら『ニーチェ』と『年収10倍アップ勉強法』を例にした本の売れ方やマーケティングについての講演だった。会場に同社社員を聴講させていて、講演中社員に話を振る場面があったり、話が途中であちこちに飛んだりと、大勢の前でorganized speechをするにはまだ慣れていないのではないかという印象を受けた。

・売れる本:モノで釣るか、テレビで取り上げられるか、超有名人が書いた本。
      テレビで取り上げられないとなかなか売れない。
      時代の気分は引き続き”わかりやすさ”&"簡単”
      『ニーチェ』はテレビ、『年収10倍』はソーシャルメディア(blog等)で売れた。
      ベストセラー=刷り部数10万部以上

・売れる本の条件:1)売れない言い訳をしない
         2)Discover=発見がある

      ↑ Ability to Discover/Will to Move
       |独りよがりの表現   | 革新的ベストセラー
       |ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
       |自転車操業の数合わせ | 小手先のマーケティング
       |ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー                                       Will to Sell →       

・Discover力の3つの要素  e=mc^2

   e:エネルギー → Discover力
   m:質量    → 目標・目的・問題意識「感動があるか」Moving、Mission「誰かのために」
   c:光速    → 思いがけない組み合わせ=異質な物の組み合わせ Combination

・Discoverのスキル=覆いをはずす方法
 1)もともと覆いがない:無知(業界慣習を知らない)、ない(コネがない経験がない)
 2)視点を変える:人間は同じ事をしたがる、本質を見る、お客さまを見る
   ×「これがわからない客が悪い」

 3)Discover10か条
  1:誰も本当は読みたくない ー ×読むのが当然、声をかけられるのが当然
                  → 自分から声をかける
  2:神は細部に宿る ー ex. 見出しを一行にするか二行に分かつかしっかり考え抜く
  3:それは新しいか?それは美しいか?それは楽しいか?
  4:効率言うのは10年早い ー 労を惜しむな
  5:足で集めろ手で考えろ ー 身体感覚を大切に
  6:答えは常にお前の頭の外にある ー わからなければ聞く
  7:吸うより吐け ー アウトプットしろ。物事は呼吸。まず吐いてそれから吸うのが呼吸。
  8:解説するな、意見を言え
  9:そこに哲学はあるか?
  10:創造力(Creativity)より想像力(Imagination) ー 
     「想像するちから」がチンパンジーと人間をわける

・Discover力をヒットにつなげる力
 Will to Sell + Good Luck 

 運をつかむには?
 ・準備(芽の出そうな場所を耕し、種まく)
 ・飛んできた球を逃がさない反射神経
 ・水を絶やさないマメさ
 ・本気で欲しいと思うしつこさ
 ・運のいい人と付き合う → 運は移る
 

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