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『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』

『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』
万城目学
ちくまプリマー新書、2010/1/27、¥903(TSUTAYA東大島店)

発刊当初は見送ったが、地震後の落ち着かない今、こういったおだやかな本を読みたくなり、購入。

小学校一年生のかのこちゃんと、居候猫のマドレーヌ夫人をめぐる日常の非日常的なできごと。刎頸の友となったすずちゃんとの出会いと別れ、猫又になってかのこちゃんに恩返しするマドレーヌ夫人、飼い犬の玄三郎とマドレーヌ夫人の犬と猫の不思議な夫婦の日々、などが無理に盛り上げる場面を作らず、淡々と描写される。
自分も一年生の頃はこうした不思議な出来事を信じていたんだろうなぁ、と昔を懐かしく思いながら読んだ。

なお、かのこちゃんのお父さんは、鹿に言われて「かのこ」という名前を娘につけた、という場面が出てくる。このあたりは『鹿男あをによし』との関連を読者に連想させる。

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