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『偏愛マップ』

『偏愛マップ―キラいな人がいなくなる コミュニケーション・メソッド』
斎藤孝
NTT出版、2004/3/27、¥900(BO¥105)

一時期流行ったのを覚えていて、ブックオフで¥105になったら読んでみようと思っていた。

「「偏愛マップ」とは、その名の通り「偏って愛するもの」を一枚の紙に書き込んだマップ」(p.6)のことで、これを使えば、初対面でも苦手な相手でも会話がはずむ、というコミュニケーションツールだという。
著者によればこのマップに書くのは、一般的に好きなものではなく、「偏って愛するもの」「ホントに好きなもの」でなければならない。そして、自分の偏愛マップを手にして話をすれば、初対面の相手とも共通の趣味や話題を見つけるのが容易で、話がはずむ、という仕掛けである。

見たところ、偏愛マップは、趣味をキーワードに展開したマインドマップのバリエーションのようで、特に目新しさは感じなかった。また、著者は自分で書くことが重要と言っている一方で、岡本太郎や向田邦子の偏愛マップを描いてみせる。彼らの人となりを一目で理解する図を描くのに便利だということはわかるが、それが彼らの偏愛かどうかは、著者自身の定義により、彼ら自身にしかわからないことだから、偏愛マップとは呼べないだろう。

本書の内容は最初の7ページに書き尽くされている。

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