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万能鑑定士Qの事件簿 I

万能鑑定士Qの事件簿 I
松岡圭祐
角川文庫、2010/4/15

沖縄の波照間島で育ったおちこぼれの凜田莉子は、卒業して東京に上京し、リサイクルショップで鑑定眼を養う。独立して事務所を開いた彼女に起こる偽札事件。ハイパーインフレに陥った日本経済を救えるのか、という話。
ハイパーインフレに至る過程はかなり強引だが、ストーリーは面白かった。

歴史本に書かれたいろんな情景を想像しながら、そこに漂うにおいを嗅いだ気になるんだよ。すると感動しやすくなる。これも新聞貴女の受け売りの知識だが、においと感情は、身体上の機能だとか構造の面で密接な関わりがある。脳のなかで、嗅覚をつかさどる嗅脳という部位は、感情をつかさどる情動脳と重なっているそうだ。嗅脳は情動脳の発達に貢献をしてきたと考えられている。においを想像すれば、感情が刺激され、そこに付随するあらゆる事柄が記憶に残りやすくなる。(p.98)

平年は正月と大晦日の曜日は同じなの。閏年は四年に一回だから、つまり四年ごとに曜日が一日ずつずれていく。二十八年で曜日は一周するから。五十六年後はきょうと同じ金曜日。その九年後は日曜。(p.152)

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