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村上春樹の秘密 ゼロからわかる作品と人生

村上春樹の秘密 ゼロからわかる作品と人生
柘植 光彦
アスキー新書、2010/4/9

村上春樹の生活面をたどった感じの紹介本。
作品紹介もあるが、あまり深い分析という感じではない。

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ぼくらの頭脳の鍛え方 必読の教養書400冊

ぼくらの頭脳の鍛え方
立花 隆、佐藤 優
文春新書、2009/10/20

立花隆、佐藤優が、対談形式で読者に薦める400冊。
哲学、思想、政治、宗教関係の書籍が多く挙げられている。
佐藤は彼自身が読んだ方が良いと思う本を主に挙げているのに対し、立花は、「あまり役には立たないけどこんな考え方もあったんだということを知ってほしい」といった、かなりひねくれた薦め方をしているものがある。そのため、自分としては立花より佐藤の推薦書に従いたい。

また、立花は麻生前首相について、「バカ丸出しとしかいいようがない麻生前首相の言うことなすことのすべてに批判的だったが、日本のアニメとマンガは日本が世界に誇るべき文化資産とみなすべきだという見方は正しいといまでも思っている」(p.321)と、批判したわりに、選んだ漫画が宮崎駿、手塚、つげ義春など、必ずしも今の日本のアニメとはいえない、ピントのずれた作品を選んでいる。そんなあたり、立花は実はよくわかっていないのに麻生前首相を批判していたのではないか、と思った。

本書の対談や文章を読んで、立花の感覚が、癌で闘病中ということもあり、以前の鋭さを失っているのではないかと感じた。

佐藤優選:『歴史的現実』[中略]学徒出陣兵が本書を抱いて特攻に出撃したと言われている。岩波書店から刊行されたが、戦後、同版元からは刊行されていない。岩波書店の戦争責任を考える上でも重要な資料である。(p.78)

佐藤:昨年(2008年)「週刊金曜日」で土井たか子さんと対談しました。[中略]土井さんは[中略]、国会で改正手続きを経て制定されているので、現行憲法は欽定憲法であり、現行憲法と大日本帝国憲法は連続しているという認識を彼女はもっているんです。もう一つ。彼女は九条護憲論は取らない。一条から八条までも含めた、すなわち象徴天皇制を含めた護憲論の立場です。「私は共和制論者じゃありません。社会主義者だと思ったこともない」と言うんです。(p.208)
佐藤:「なんで今までそのことを言わなかったんですか?」と訊いてみたんです。そしたら「だって、あなた以外、誰も聞かなかったじゃない」と(笑)。訊けば答えていたんですよ。(p.210)

佐藤:教養の定義はどう考えますか?
立花:[前略]以前こんな定義をしたことがあります。「人間活動全般を含むこの世界の全体像についての幅の広い知識」(『東大生はバカになったか』文春文庫、p.151)。もうすこしくだいたいい方をすれば、こんないい方もできるでしょう。「その人の精神的自己形成に役立つすべてのもの」「現代社会を支えている諸理念の総体」。(p.211)
佐藤:マルクス主義、キリスト教という毒薬を解毒する力というのが教養ではないでしょうか。(p.214)

佐藤:立花さんはポパーの『開かれた社会とその敵』を挙げていらっしゃいましたね。私はポパーの反証主義がディベートの手続きとして重要だと思うんです。
立花:相手の主張を最後まで聞いた上で、具体的にどこがおかしいかを批判していく。それによってその主張の本質的な部分が崩れるかどうか吟味していく。ポパーは実験や観測によって反証可能な仮説であることが、科学的な仮説であるための必要条件とした。[中略]
佐藤:反証主義が根付いていない日本は、ディベートと国際スタンダードでの書評がない国なんです基本的にネガティブな書評が、日本の文化ではやりにくい。論戦でも、論理は無視して、争点もないまま、人格的な誹謗中傷に終始する、こういう文化ですから。(p.224)

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第154回TOEIC受験

10/05/30
第154回TOEIC受験
受験地:関東第一高校
Form:4GIC9

何となく、どれくらい英語力が落ちているか確認したくなったので、多分15年振りくらいに受験。
男性受験生だけの受験地だったようで、つまらなかった。
昔に比べて、集中力が持続しない。なんとか全問マークはしたが、最後の方はほぼ勘。

Part1で1問、Part2で3問、Part3/Part4で4〜5問、
Part5で2問くらい、Part6/Part7で2〜3問くらいずつ間違えたような気がする。

間違い:
×despite:[前]~にもかかわらず→前置詞なので、文章は後ろにこない
○whereas:[接続]~であるのに対して[反して]

単語:
wooden crate:木箱
dismay:落胆、意気消沈、失望

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獄中記

獄中記
佐藤優
岩波現代文庫、2009/4/16

小泉改革の熱狂の中、鈴木宗男議員と連座して逮捕・起訴された元外務省員佐藤優による拘置中の手記。
本書では、佐藤が逮捕されて獄中にいる間の日常生活、いわばウラの生活を描いたもの。逮捕から裁判に至るオモテの記録は、「国家の罠」で描かれる。

拘置中、他の被告が次々と検察のシナリオ通りに自白する中、佐藤は一貫して容疑を否認し、514日の長きにわたって勾留される。なぜ彼が孤独な闘いの中で自己を保っていられたか、あるいは、厳しい尋問の日々のなか、悠々と自分のための勉強を続けることができたのか、本書を読むと感動を覚える。
彼は同志社大学神学部の出身で、生活の芯に哲学があった。その哲学が、彼の信念を支え、濁流のような事件のさなかに自己を保つ錨の役割を果たしたことがよくわかる。今まで自分が勉強したことがなんであったか振り返ったとき、このように自己の生活にここまで生かすことができていないことを顧みて、反省をさせられる本でもある。
本書は、様々な読み方ができると思うが、単に佐藤の獄中日記として読むのではなく、勉強法として読むのがむしろ適当だと思う。

「新たな国策」へ転換する舵は既にきられており、この流れを止めることはできません。おそらく、四ー五年経って、日本の地域格差が拡大し、地方住民の不安が高まり、日本と周辺諸国との緊張がかなり高まるようになったところで、「新たな国策」の問題点が認識され、「従来の国策」の肯定的側面が見直されるのでしょう。四ー五年では不十分で、この見直し過程に10年かかるかもしれません。(p.40)

小泉改革を「陽画(ポジ)」とすれば、鈴木路線は「陰画(ネガ)」である。換言するならば、小泉改革がなければ、鈴木が逮捕されることもなかった。(p.58)

国策捜査の場合、「初めに事件ありき」ではなく、まず、役者を決め、それからストーリーを作り、そこに個々の役者を押し込んでいきます。その場合、配役は周囲から固めていき、主役、準主役が登場するのはかなり後になってからです。ジグソーパズルを作るときに、周囲から固め、最後のカケラを「真っ黒い穴」にはめこむという図式です。役者になっていると思われるにも関わらず、東京地検特捜部から任意の事情聴取がなかなかこない場合は要注意です。主役か準主役になっている可能性があります。(pp.63-64)

知性には、能動的知性と受動的知性があると言いますが、現在、私の能動的知性は一時休止状態の様です。こういうときは、もっぱら受動的知性に頼る語学の勉強に集中することが得策と思い、この土、日は、約十時間ずつドイツ語に取り組んでいました。[中略]大学で一年半かけて消化する教科書を33日間で終えた訳ですから、なかなか効率的です。(pp.65-66)

私が学術書を精読するときは、同じ本を三回、それも少し時間をおいて読むことにしています。
第一回目、ノートやメモをとらず、ときどき鉛筆で軽くチェックだけをして読む。
第二回目、抜粋を作る、そして、そのとき、内容を再構成した読書ノートを作る。
第三回目、理解が不十分な箇所、あいまいな箇所についてチェックする。
このような読み方をすると、十年経っても忘れることはまずありません。(p.168)

私は知識人というのは、自己の利害関係がどのようなものであるかを認識した上で(つまり、自分には偏見があるということを認めた上で)、自己の置かれた状況をできるだけ突き放してみることのできる人間だと考えています。この訓練が一般教養であり哲学なのだと思います。この訓練を欠いて知識や技法だけを身につけると、自分の世界の切り口からしか他の世界を見ることができなくなってしまいます。(p.172)

私のインテグリティーが崩れないのは、そもそも私の「視座」が複眼的だからだと思うのです。このことについては獄中生活をするなかで初めて気づきました。この「複眼性」が検察の目からすると私が「変わり者」に見えるところなのでしょう。
私自身が常に心がけているのは
(1)よきクリスチャンでありたい。
(2)よき官僚でありたい。
(3)よき知識人でありたい。
ということです。[中略]この三つの行動原理に対応する価値観は、
(1)神に対して誠実でありたい。
(2)日本国家(国益)に対して誠実でありたい。
(3)知に対して誠実でありたい。
ということなのです。(pp.207-208)

一般市民による検察のコントロールなどというのは、メディア受けはよいでしょうが、司法権力を大衆に委ねると、現下、日本の場合、世論の動きにあわせて次々と事件が作られ、冤罪のオンパレードになるでしょう。(p.244)

『太平記』巻26を読んでいて、「馬鹿」というのがきわめて政治的概念であるということをはじめて知りました。
始皇帝死後、秦の第二代皇帝胡亥が側近政治に頼っていたところ、側近の趙高は権力の簒奪を考え、自分の力がどれくらいあるかを知るためにちょっとした実験をします。鹿に鞍をつけて、皇帝に献上し、「この馬にお乗りになってください」と言います。皇帝は、「これは馬ではない。鹿である」と答えました。趙高は、「そう思われるのでしたら、宮中の大臣達を読んで、鹿、馬のどちらであるかを訪ねてみてください」と言います。皇帝が大臣や貴族をことごとく読んで質したところ、全員馬ではないことはわかっているが、趙高の力を恐れて、「馬です」と答えました。皇帝が鹿と馬の区別について真剣に悩むようになったのを見て、趙高は、「これで俺に逆らう者はいない」と考えるようになります。
[中略]「鈴木代議士が恐くて、言うなりになっていました」という外務省関係者の検面長所は、まさに「私は馬鹿者です」と言っているのと同じです。「馬鹿」とは知性や能力の問題ではなく、誠意、良心の問題であるということは新たな発見でした。(pp.279-280)

戦後、西ドイツの知識人は、ドイツからヨーロッパへと世界観の基軸を移した。その実践的帰結がEUであり、欧州通貨統合なのだろう。しかし、ドイツ人の基軸はヨーロパより先、つまり、人類はもとより、欧米(大西洋主義)、ロシア(ユーラシア主義)にものびていかないだろう。西ローマ帝国の再建というイメージを超えることができないのだと思う。(pp.364-365)

いずれにせよ、学術的思考になれるということと、アカデミズムのトレンドを知るということでは、『思想』には毎月目を通しておくことが望ましい。(p.403)

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マスゴミ崩壊~さらばレガシーメディア~

マスゴミ崩壊~さらばレガシーメディア~
三橋貴明
扶桑社、2009/9/20

挑戦的なタイトルだが、内容は、新聞・テレビが現在陥っている苦境をビジネスモデルの観点から構造的に分析した本。
ネットユーザーには常識になっている、毎日新聞によるwaiwai変態報道事件NHKによる人間動物園事件など、既存メディアによる捏造・歪曲・報道しないテロ、などを紹介。また、現在新聞・テレビが直面している経営危機の実像を、数字を挙げることで客観的に記述している。
著者の分析によれば、これらの問題が発生する根本の原因の一つは、情報の双方向性、ユーザーからのフィードバックを経営に生かすシステムが存在しないことで、それが、レガシーメディアの凋落を招いている、という結論を導いている。

これまで、既存メディアの個々の問題点を挙げた著作はいくつかあったが(たとえば、新聞社―破綻したビジネスモデル)、それらは既存メディアの内部から描かれたものがほとんどであったため、本書のような、情報の双方向性という視点を前面に出した分析は今までなかったのではないか。

また、レガシーメディアが放棄した一次ソースの提供という使命を、今やインターネットが代替しているといった現象も、レガシーメディアの衰退を象徴している、という著者の主張を最後に引用した。私も、昨年のノーカット版党首討論をインターネットで視聴した一人なので、この主張には強く共感した。

収入の9割を加盟費に依存しているビジネスモデルである以上、共同通信社が「誰のために」ビジネスを推進しているかが明々白々になるためである。(p.43)

別に新聞産業に限らず、「物流」が良いだけではダメなのだ。市場からユーザーニーズを拾い上げる「情報流」が存在しなければ、ニーズと乖離したメーカーは、片端から倒産していくはめになる。(p.58)

マスメディアのビジネスモデルを特殊化させている五つの特権について紹介した。
1. 情報ソース(源泉)の独占
2. 情報の流通チャネルの独占
3. 参入障壁の構築
4. 情報公開を拒否
5. 市場競争の拒否 (pp.83-84)

いずれにせよ、一般の産業では当たり前の「上場」や「市場競争」を拒否し、情報ソース独占や専売制により寡占構造を実現することで、新聞産業は高い収益を上げてきたわけだ。さらに、寡占構造を崩さず、同時に小売業者(販売店)へのパワーシフトを防ぐために、新聞特殊指定で価格競争が「不可能」になる仕組みまでをも構築したわけである。(p.84)

日本の電波使用料を業態別に見ると、携帯電話事業者が負担する割合が極端に大きくなってしまっている。逆の言い方をすると、放送事業者の負担が極端に小さくなっているわけである。(p.93)

放送免許更新制度は、事実上の参入障壁になっており、一部の放送事業者による寡占構造を織りなす特権の一つになっているわけだ。(p.96)

テレビ産業は電波という「日本国民の資産」を使ってビジネスを展開し、収益を上げているためである。テレビ局が日常的に利用し、スポンサーのCMを流している電波は、テレビ局自身の財産でも何でもないのだ。(p.104)

本来、真っ当な競争環境を確立するためには、電波利用に関してオークションを行うべきなのだ。現実に、米英をはじめとする海外諸国の多くは、公共の電波を誰に使わせるか、オークション方式で決めている。(p.121)

日本の広告産業における寡占状態は際立っている。ほとんど、新聞やテレビを凌駕するといっても、過言ではないほどだ。広告産業寡占の大本の原因であるが、海外諸国で一般的な「一業種一社制の原則」が、日本では守られていないことにあると考えられている。(p.124)

すでに記者クラブに登録されているメンバーの同意を得なければ、不参加メディアの記者は記者クラブに参加できない。すなわち「記者会見に参加できない」ということになる。これは明らかにマスメディアの「参入障壁」の一部をなしており、排他的な「特権」であると断定できる。(p.128)

「価値あるコンテンツ」にお金を払わないユーザーも、「自分が必要なコンテンツ」には、積極的にお金を払うのだ。(pp.205-206)

09年8月12日。NHKを含む全テレビ局が拒否した、二大政党(自民党、民主党)党首討論の「ノーカット版」を、一部のネットメディアが放送しました。この日、「政権選択選挙」における党首討論という重要イベントのノーカット放送を、日本人はレガシーメディアではなくインターネットで「視聴」したわけです。(p.243)

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口蹄疫:国際機関関連

_. 国連食糧農業機関(FA0)、口蹄疫発生による脅威を警告

FAO Media Center, April 28, 2010
http://www.fao.org/news/story/en/item/41702/icode/

“We are worried because the rigorous biosecurity measures in place in the two countries were overwhelmed, pointing to a recent, large-scale weight of infection in source areas, very probably in the Far East,” said FAO’s Chief Veterinary Officer Juan Lubroth.
“In the past nine years, incursions into officially FMD-free countries, as were Japan and the Republic of Korea, have been extremely rare so to have three such events in four months is a serious cause for concern,” he noted.

_. 日本政府、国連食糧農業機関の援助を拒否

Mainichi Daily News, May 21, 2010
http://mdn.mainichi.jp/mdnnews/national/news/20100521p2g00m0dm040000c.html

Meanwhile, the Japanese government has declined a proposal by the U.N. Food and Agriculture Organization to send an expert team to contain the escalating infection in Miyazaki.

_. 国連食糧農業機関、日本政府の無能な対応を非難

xinhuanet.com, May 24, 2010
http://news.xinhuanet.com/english2010/health/2010-05/24/c_13312492.htm

The Food and Agriculture Organization of the United Nations, which is still awaiting an official request from the Japanese government for advice and support despite readying their experts to be deployed to Japan to assist, have slammed the Japanese government's inability to respond swiftly enough to effectively identify and take the necessary measures to counter the rampant disease.

_. 国際獣疫事務局、日本を非清浄国認定。和牛輸出停止。

産経ニュース、2010/5/26
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100526/biz1005262037030-n1.htm

宮崎県で発生した口蹄(こうてい)疫の影響で、海外でも人気が高まっている国産高級ブランド牛肉の輸出が、ほぼ全面的にストップしている。国際機関である「国際獣疫事務局(OIE)」から、家畜伝染病が発生した「非清浄国」に認定されたためだ。清浄国への復帰の条件は厳しく、再開の見通しは立っていない。昨年の輸出量が倍増するなど、政府の輸出支援を受けた販路開拓がようやく実を結び始めたところだけに、関係者は「これまでの努力が水の泡になりかねない」(商社の畜産担当)と危機感を募らせている。

_. 種牛全頭殺処分は慎重にすべき

日本経済新聞、2010/5/29
http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C93819695E0EAE2E1E08DE0EBE2E7E0E2E3E29191E2E2E2E2

国連食糧農業機関(FAO)の主席獣医官のファン・ルブロス氏は29日までに、日本経済新聞に対し、宮崎県で口蹄疫(こうていえき)に感染した可能性がある種牛が全頭殺処分されることに関して「慎重に対応すべきだ」と述べた。理由について同氏は「殺処分は感染の初期段階では非常に効果的だが、拡大した今は 長期的な視野を持つ必要がある」と説明。 「殺処分は(畜産)資源に大きな損失をもたらすとも語った。

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iPad発売&第一印象

10/5/28、iPad日本発売。

在庫があれば買おうかなと思いつつ、とりあえず錦糸町ヨドバシに行って触った印象。
「これ、そんなに売れるかなぁ?」

1. 思ったより重い。寝転んでの操作などでは結構疲れるかも。
2. シングルタスク。これはiPhoneと同じだから障害にはならないかもだけれど。
3. ソフトウェアキーボード慣れないせいかややうちづらい。
4. 電子書籍は確かに面白いが、現状注目されているのは、本の面白さではなく、操作の面白さに偏っている気がする。
5. どちらかというとゲームマシーン?
6. アメリカで買える動画が買えない。いや、やろうと思えばできるけど。。。

Apple製品に対して勘が鈍ったか、どうも使い道についてはっきりしたイメージがわかない。

電子書籍に関して、確かにスペースコストを節約する意味でiPadは利用価値があるが、ファイルフォーマットのdurationが不明である以上、コンテンツの長期保存形式としては不安がある。
新聞雑誌関係など読み捨てるもの、あまり賞味期限の長くないビジネス書・新書などには適しているかも。
iPadやKindleが爆発的に受け入れられているというのは、ただの思いつきだが、アメリカ人と日本人で「本を読む」ことへの意識の違いがどこかにあるのではないか、という気がした。

ということで、第一印象としては、「日本ではあまり爆発的に売れる気がしない」&しばらく様子見。

さて、この予想は当たるだろうか?

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買い物は、世界を救う。その時カードは、JCB

10/05/24付日本経済新聞全面広告。

経済活性化のために何が必要か、高橋是清を引用した広告。
経済において部分最適が全体最適でないこと、需要を喚起しなければ経済は縮小すること、を代弁させている。
高橋の引用、「買い物は、世界を救う」のメッセージ、「その時カードはJCB」の文字のバランスもうまく計算されている。ひさしぶりに印象に残った広告。

本文は、広告をテキスト化した下記ブログ参照。
http://yyhmst.iza.ne.jp/blog/entry/1620548/


100524jcb2

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記事:普天間基地辺野古住民9割は移設容認

産経ニュース、2010.5.23 20:39
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100523/plc1005232040016-n2.htm

辺野古住民で組織する辺野古区行政委員会は21日、環境影響評価(アセスメント)の枠内で移設場所を決定した場合、条件付きで容認することを全会一致で決議した。決議は地元紙などでも報じられたが、住民の一人は「住民の9割以上は受け入れることを容認していた。そうした思いがほとんど報道されなかっただけ。民主党政権も反対派の声ばかり聞き、移設後、実際に米軍と付き合っていくわれわれの声を聞こうともしなかった」という。

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アメリカから<自由>が消える

アメリカから<自由>が消える
堤 未果
扶桑社新書、2010/4/1

「ルポ 貧困化するアメリカ」の著者が書く、見えないうちに管理が強化され、自由が失われていくアメリカの今を描く。

テロ対策の名の下に、ストリップサーチや監視カメラなど、自由を制限する法律やシステムが次々と成立していく。人々は監視されていることに気づかないが、ある日突然逮捕されたり、飛行機に乗れないことで、初めてその問題点を認識する。しかし、そのときにはもう遅い。
また、大学教授なども、反政府的な発言をすると、突然、様々な圧力にさらされるため、言論の自由も危機にさらされている。
また、監視カメラなどがすでに業界として経済に組み込まれてしまっている以上、その動きを逆転させることは難しい。

著者は、アムネスティの人なので、かなり左寄りな感じはするが、丁寧な取材やリサーチに基づく著書で、勉強になった。

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P.S.アイラヴユー

P.S.アイラヴユー(DVD)
出演:ヒラリー・スワンク、ジェラルド・バトラー

ニューヨークに住む夫婦。夫ジェリーの死から立ち直れない妻ホリーのもとに、死んだ夫から手紙が届く。その指示に従ううち、ホリーは次第に立ち直っていく。

泣ける。が、少し演技がクサい。話もおとぎ話なので、泣きたいときに見ないとかえって醒めてしまうかもしれない。

「死ぬまでにしたい10のこと」とある意味反対の映画といえるかもしれない。
「死ぬまでに」は、死を宣告された妻が、死ぬまでにしたいことをしていく映画。本作は、死んだ夫が、妻にするべきことを指示する映画。

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サマーウォーズ

サマーウォーズ(DVD)
監督:細田守
出演(声):神木隆之介、桜庭なな、谷村美月

世界の大多数の人が参加し、現実とリンクした仮想世界が形成されているOZシステム。そこに発生したAIによって現実世界が危機に陥る。それを救うために、夏希の家につれてこられていた健二がAI"ラブマシーン"に立ち向かう。

夏希の家は、真田家をモデルにした上田市の旧家で大家族。栄おばあちゃんの誕生日に親族が集まってくる。日本的な風物、花札、高校野球、温泉、家族観。その一方で大多数の人がネットを利用し、ネットとリアルが分ちがたく結びついた世界。OZの描写は「攻殻機動隊」、巨大化したラブマシーンはエヴァンゲリオンの使徒を思わせる。というか多分わかってやっている。

ストーリーを細かく追えば、たとえば2056桁の暗号を手計算や暗算で解くなど、ありえない設定が多いが、本作が比較的好評だったのは、日本人が忘れた「日本的なもの」が懐かしく描かれていたからではないか。勝負の鍵が花札「コイコイ」なのはその象徴。

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日本でいちばん大切にしたい会社

日本でいちばん大切にしたい会社
坂本光司
あさ出版、2008/4/1

「日本にこんなすばらしい会社があったのか」という宣伝文句で売れている、ということと、著者坂本氏の講演を聞く機会もあったことから、一読。

著者は、次の「五人に対する使命と責任」(p.20)を果たすための活動を会社経営と考える。
1. 社員とその家族を幸せにする
2. 外注先・下請企業の社員を幸せにする
3. 顧客を幸せにする
4. 地域社会を幸せにし、活性化させる
5. 自然に生まれる株主の幸せ

著者の書き方が感動的なのと、そのような会社の例を取り上げているから、感動好きな日本人に売れているのだと思うが、実際に中小企業を経営している立場で読むと、あまりその「感動」にノれなかった。
本書を、典型的なtear jerkerとしか読めなかったのは、自分の見方が斜めすぎるか。
自分は、中小企業は存在しているだけで社会に貢献している、と考えているので、それでは不足だ、と考える著者と考え方が相容れないのかもしれない。

また、著者は自身で経営をしているわけではなく、あくまで大学教授という部外者の立場で物を言っているに過ぎないし、世の中にこのような社会に貢献している会社がある、ということを紹介しているだけである。だから「普通の会社」はどのようにすべきか、ということについて具体的な指針を与えているわけではない。

無論、本書によって示唆を受ける部分も多く、参考にすべき点は多々あるので、読むに値する本ではある。が、著者が紹介するのは、「普通でない」会社ばかりで、だからこそ感動を呼んだのかも知れないが、私のような「普通の」人間にはなかなかできない立派な会社だなあ、という感想を持った。

「幸福とは、1)人に愛されること、2)人にほめられること、3)人の役に立つこと、4)人に必要とされることです。そのうちの2)人にほめられること、3)人の役に立つこと、そして4)人に必要とされることは、施設では得られないでしょう。この三つの幸福は、働くことによって得られるのです」(p.49)
そこであるとき、塚越会長に「会社のトップとしては、どこまで先を見て経営をされているのですか?」とお聞きしたことがあります。すると塚越会長は、「およそ100年先を見て経営をしています」と当然のように言うのです。「100年先でも価値ある企業として存続していることを考え、経営の舵取り・決断をするようにしています。社員にもこのことを知って、強くやさしく生きてほしいのです…」伊那食品工業では、そのことの具現化として会社のあちこちに「100年カレンダー」を貼っているのです。(p.96)

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小林弘人 講演

10/05/13
演題:「新世紀メディア論~オープン出版宣言、21世紀の出版と新しいメディアビジネス~」
講師:小林弘人
主催:夕学五十講

わかってはいるが、これまでの出版・印刷は厳しいなあ、という印象。

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備忘:口蹄疫関連

1. 9/9/28、口蹄疫の危険性のため9年間にわたり禁止されていた韓国産豚肉輸入を民主党政権発足直後に解禁。
 http://www.mindan.org/shinbun/news_bk_view.php?page=1&subpage=2281&corner=4
 

 韓国産豚肉の対日輸出が28日、9年ぶりに再開された。輸出されたのは、日本農林水産省が豚コレラなどに汚染されていない地域に認定した済州道産と、内陸では熱処理輸出作業場の承認を受けた2カ所の加工場で加工された豚肉。韓国では2000年に口蹄疫が発生して以来、日本に対する豚肉の輸出が中断していた。

2. 10/1/7、危険視されていた口蹄疫が韓国産豚肉で発生して輸入禁止。
 http://www.jiji.com/jc/zc?k=201001/2010010700929

農林水産省は7日、牛や豚の伝染病である口蹄(こうてい)疫にかかった疑いのある牛が韓国・ソウル近郊の農場で見つかったとして、同国産豚肉の輸入を停止すると発表した。加熱していない同国産豚肉は昨年8月、済州島のものに限って約5年ぶりに輸入を解禁したばかりだった。

3. 4/9、宮崎で口蹄疫発生。
 http://niah.naro.affrc.go.jp/disease/FMD/FMD_JP/pres4_11a.htm
 http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/100420.html

4. 4/23、宮崎の口蹄疫は韓国と同タイプ。
 http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/medical/383450/

宮崎県都農(つの)町などの農家で、家畜の伝染病「口蹄(こうてい)疫」の感染が疑われる牛が相次いで見つかった問題で、農林水産省は23日、最初に見つかった牛から、韓国で今月発生した口蹄疫と同じタイプのO型ウイルスが確認されたと明らかにした。

5. 4/27、東国原宮崎県知事、上京して赤松農水大臣に支援要請。
 http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/medical/384811/

宮崎県都農(つの)町などで、家畜の伝染病「口蹄(こうてい)疫」が発生した問題で、同県の東国原英夫知事は27日、赤松広隆農林水産相を訪れ、財政支援や早急な感染経路の特定などを求める要望書を手渡した。

5. 4/28、谷垣自民党総裁、宮崎入りして口蹄疫対策等視察。
 http://tanigaki-s.net/diary/index.php

 今日は宮崎県で口蹄疫の視察をしてきました。現地を訪問して口蹄疫に関して現場の方々の窮状をうかがいました。政府の迅速かつ的確な対応を強く求めなければならないと感じました。

6. 4/30-5/8、赤松農水大臣、外遊。
 http://www.maff.go.jp/j/press/kokusai/kokusei/100430.html

 赤松農林水産大臣は、関係閣僚とEPA・FTA等にかかる会談を行うため、メキシコ、キューバ、コロンビアに出張します。

7. 5/2、宮崎県、自衛隊派遣要請。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100502-00000028-san-soci
宮崎県都農(つの)町などで家畜の伝染病「口蹄(こうてい)疫」が発生した問題で、県は1日、殺処分した家畜を埋める作業などのため、陸上自衛隊に災害派遣を要請した

8. 5/7、小沢幹事長、東国原宮崎県知事に参議院選挙応援要請。
 http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20100502-OHT1T00031.htm

民主党の小沢一郎幹事長(67)が7日、宮崎県の東国原英夫知事(52)と県庁内で会談し、今夏の参院選での選挙協力を要請する。

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渡る世間は「数字」だらけ

渡る世間は「数字」だらけ
向井 万起男
講談社文庫、2010/2/13

宇宙飛行士の向井千秋さんの旦那で慶応大学病院勤務の旦那が数字をネタに書いた、週刊現代連載のエッセイをまとめたもの。

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南極料理人

南極料理人(DVD)
監督:沖田修一
出演:堺雅人、生瀬勝久、きたろう、高良健吾、西田尚美
   小出早織、豊原功補、宇梶剛士、嶋田久作

人間の基本は食だな、と改めて思う。

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MacBook Pro 13inch 購入

10/05/01
なんだかんだ言って5年くらい使った、自宅用PowerBook G3 12inchにいろいろ問題が出てきたので、買い替え。
銀座アップルストアで吊るしの13inch梅、2.4GHz。MC374J/A。

警備員に不審者と間違われたのか、つきまとわれた。もう少し人を見る目を持つべきだな。ふふん。

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