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新世紀メディア論

新世紀メディア論-新聞・雑誌が死ぬ前に
小林弘人
バジリコ、2009/4/3

既存メディアはネットに移行できなければ死ぬ、というよくある話。大枠としての趣旨はわかるが、情報が雑多で整理されていないことが多く、非常に読みづらかった。

「出版」という言葉を拡大定義して通常なら「配信」と言えばよいネットの情報流通にも「出版」という言葉を当てはめる。版を使わないんだから、出版じゃないだろう、と突っ込みを入れたくなる。本書中にアメリカ人と話をした記述でも"publishing"という言葉は使わないね、と言われたと書かれているが、それでもそこにこだわりがあるらしい。

本書は結局、自分はネットでこんなことやあんなことをやっている、こんなことやあんなことも知っている、そういうことをやっている外国人を知っている、という自慢話の列挙にしか見えない。編集をもう少しししっかりして、系統立てて話を組み立てれば、かなり読みやすくなったのではないかと思った。いや、逆にだから「出版(従来の意味での)」「編集」がこれからも必要だ、という反面教師として読め、ということなのか。。。

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