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本当はヤバくない日本経済

本当はヤバくない日本経済 破綻を望む面妖な人々
三橋貴明
幻冬舎、2009/4/23

「外需依存国家である日本は、円高の影響で輸出企業が壊滅、経済破綻する!」(p.9)
という考えが間違いであることを各種統計を用いて説明したのち、世界の置かれている状況、日本の置かれている状況を、SWOT分析等を用いて描いていく。

日本とはすなわち、
「輸出と輸入と共に対GDP比率が相対的に低い内需依存国で、円高により輸入物価が下落し、国民の購買力が増強されており、潤沢なキャッシュを持つ企業が海外企業や権益を買いあさり、GDP当たりのエネルギー効率が世界最高で、費用対効果の問題が解決すれば、エネルギー自給率100%を達成することが可能で、世界最大の資産を持つ国富ファンドが存在し、主要国で最も犯罪率が低く、かつ犯罪件数が年々減少している安全な国で、『世界に良い影響を与えている国』アンケート調査で3年連続首位を獲得するほど世界における評判が高く、特許等使用料の収支が黒字の数少ない国の一つで、最新技術を用いたプロジェクトが目白押しで、日本語が世界のブログ投稿言語のトップシェアを獲得するほど、国民の知識水準が高く、世界の革新性ランキングにおいて1位を獲得し、世界最大の対外純資産国で、家計が世界で最も多額の現預金を保有している」国家、となるわけである。(p.226)

かつて、フランスの哲学者アラン・コーナーは、
「悲観主義は気分のものであり、楽観主義は意志のものである。およそ成り行きに任せる人間は気分が滅入りがちなものだ」と、自著『幸福論』で述べている。(p.239)

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