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周公旦

周公旦
酒見 賢一
文藝春秋、1999.11

殷を滅ぼした周の武王の弟である周公旦の生涯。周建国を支えた太公望や召公などの衝突をさけ、周の礎を固めるべく領地確定に奔走しながら肝心の武王が死んだことで、周公が幼い成王の摂政として政治の表舞台に立たざるをえない姿を描く。また、成長した成王に疎まれ、当時敵地であった楚に出奔する。史記にはただ出奔した、とだけある記述の隙間を埋め、なぜ楚であったのか、を酒見はほりさげて描いている。

「後宮小説」でデビューした時から読んでいる作者だが、いつも楽しく読める。

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