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コンテンツの思想―マンガ・アニメ・ライトノベル

コンテンツの思想―マンガ・アニメ・ライトノベル
東浩紀
青土社、2007.3.30

タイトルにあるように、マンガ・アニメ・ライトノベルの作者達とのユリイカでの対話をまとめたもの。「動物化するポストモダン2」のたたき台になっている。

1. セカイから、もっと遠くへ—物語世界には「キミ、ボク、セカイ」しか存在しない、「ほしのこえ」に代表されるセカイ系アニメ、文学についての新海誠、西島大介との対談。
2. アニメは「この世界」へと繋がっている— アニメがいかにしてリアリティたりうるか。SAC、2nd GIGを元にした神山健治との対談。
 「[パト2まで]押井さんは一貫して、虚構を通してしか描けないリアルさを追究していた。でも『攻殻機動隊』では、そのリアルさを求めなくなり、焦点が映像の水準でのリアルさに移ったような気がしたんです」(東 p.121)
3.「キャラ/キャラクター」概念の可能性—キャラとキャラクターの分け方についての「テヅカ・イズ・デッド」の著者伊藤剛、夏目房之介との対談。
 「キャラクターとキャラの区別の根拠は、単純に作品のなかでしか成立しないか作品の外でも成立するか、という点でいいと思います」(東 p.153)
4. フィクションはどこへ行くのか—ライトノベルをとりかかりとして、日本の文学をジャンルという水平面ではなく、自然主義的リアリズム-まんが・アニメ的リアリズムという垂直面でとらえることによって、フィクションの将来を考える。

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