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セーラが町にやってきた

セーラが町にやってきた
清野由美
プレジデン社、2002.12

留学生として長野に来て、そのまま小布施の酒造会社につとめ、様々な企画によって会社の再建だけでなく、小布施を再生させたセーラ・マリ・カミングスについての本。

「私、『お金を落とす』という言葉が大嫌いなんです。でも町づくりの話題になると、いろいろな人の口からこの言葉がしょっちゅう出てくる。これを聞くだび、いったい誰のための町づくりなんですか、って起こりたくなります。町づくりとは、その町に住んでいる人のためのものでしょう。まずその町に受け継がれてきたライフスタイルを大事にするべきなんです。なのに、どういうわけかエラいはずの人までも、どこにでもありそうな観光施設を作りたがる。発想が逆や、それではアカン、と私は言いたいです。」(p.210)

「テレビなどマスメディアからの情報には事欠かない時代ですが、人の感性や情報への感度は、実際に人と会って話を交わさないと磨かれません。一方通行ではダメなんです。町づくりは人づくり。人がよければ町はいい。つくづく私はそう思います。小さな町で人を作るには、非日常の刺激が定期的に必要なんです」─小布施ッションについて─(p.202)

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