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集中講義!日本の現代思想―ポストモダンとは何だったのか

集中講義!日本の現代思想―ポストモダンとは何だったのか
仲正昌樹
NHK出版、2006.11

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魂の労働—ネオリベラリズムの権力論

魂の労働―ネオリベラリズムの権力論
渋谷望
青土社、2003.10

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風の男 白洲次郎

風の男 白洲次郎
青柳恵介
新潮文庫、2000.7

占領下日本で占領軍との交渉にあたったり、通産省を作ったりするなど、戦後の日本で影響力を持った人物についての評伝。白洲正子のご主人。

確かに立派な人物であることはわかるが、もともと働かなくても一生暮らせる程の金持ちで、それなりの頭があり、ハンサムだったら、これくらいできるんじゃないの、と皮肉の一つも言いたくなる。

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だいたいで、いいじゃない。

だいたいで、いいじゃない。
吉本隆明、大塚英志
文春文庫、2003.9

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本の読み方

本の読み方 スロー・リーディングの実践
平野啓一郎
PHP新書、2006.9.1

実践編にフーコーの読解例があったので手に取った。
速読、多読、音読に対するアンチテーゼ。本には様々な伏線や仕掛けがあるのだから、一字一句に気をくばって読んだ方が、本をよりよく読解できる、と言っている。

確かに、文学や哲学書を読むには読み飛ばすよりじっくり読む方がよりよく読解できるかもしれないが、ビジネス書などでは著者のアイデアを得ることが重要なのだから、多読のほうが向いている。また、文学だって最近のものは著者が言うほど伏線を敷いているかどうかアヤシイものが沢山ある。
ただ、実践編で示している、カフカ「橋」、三島由紀夫「金閣寺」などの読解例は参考になる。

「ある作家のある一つの作品の背後には、さらに途方もなく広大な言葉の世界が広がっているという事実である。」(p.79)
「一冊の本をじっくりと時間をかけて読めば、実は、10冊分、20冊分の本を読んだのと同じ手応えが得られる。」(p.80)


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論理思考には限界がある

プレジデント2007.3.5号

論理思考の限界として次の四つが挙げられる。
1.前提条件が変わると使えない。[昨今のビジネスの世界のように、ゲームのルールが頻繁に大きく変わる環境では]、前提条件やルールが変わる可能性を常に論理の中に組み込んでいかないと、まったく間違った答えを出してしまう危険性がある。
2.差別化ができない。前提条件やルールが変わらない環境で、ある問いを論理思考で突き詰めていくと、当然のことながらどの企業も最終的には同じような答えにたどり着いてしまう。...論理思考で違いを出すには、問いの設定自体を変えなければいけないが、そのためにはクリエイティビティ、つまり創造力が必要になる。
3.「正しい」だけでは人は動かない。
4. 調査依存症になる。(p.32-33要約)

Wiiの成功は脱ロジカルシンキング(p.41)

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セーラが町にやってきた

セーラが町にやってきた
清野由美
プレジデン社、2002.12

留学生として長野に来て、そのまま小布施の酒造会社につとめ、様々な企画によって会社の再建だけでなく、小布施を再生させたセーラ・マリ・カミングスについての本。

「私、『お金を落とす』という言葉が大嫌いなんです。でも町づくりの話題になると、いろいろな人の口からこの言葉がしょっちゅう出てくる。これを聞くだび、いったい誰のための町づくりなんですか、って起こりたくなります。町づくりとは、その町に住んでいる人のためのものでしょう。まずその町に受け継がれてきたライフスタイルを大事にするべきなんです。なのに、どういうわけかエラいはずの人までも、どこにでもありそうな観光施設を作りたがる。発想が逆や、それではアカン、と私は言いたいです。」(p.210)

「テレビなどマスメディアからの情報には事欠かない時代ですが、人の感性や情報への感度は、実際に人と会って話を交わさないと磨かれません。一方通行ではダメなんです。町づくりは人づくり。人がよければ町はいい。つくづく私はそう思います。小さな町で人を作るには、非日常の刺激が定期的に必要なんです」─小布施ッションについて─(p.202)

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モリー先生との火曜日

モリー先生との火曜日
ミッチ・アルボム
NHK出版、1998.9.25

ALSになった恩師と、亡くなるまで交わす人生についての会話。

一方、老先生は、いつに変わらぬ周囲のいとなみにただただ呆然としていた。世界よ止まれ!私の身に起こったことがわからないのか?しかし、世界は止まらない。鼻も引っかけない。(p.15)
教師は、未来永劫にまで力を及ぼす。影響がどこで止まるか、自分でもわからない。─ヘンリーアダムス(p.83)
死ぬ準備なんて、どうすればいいんですか?「仏教徒みたいにやればいい。毎日小鳥を肩に止まらせ、こう質問させるんだ。『今日がその日か?用意はいいか?するべきことをすべてやっているか?なりたいと思う人になっているか?』」(p.85)
「実はね、ミッチ。いかに死ぬかを学べば、いかに生きるかも学べるんだよ」(p.86)

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三色ボールペン情報活用術

三色ボールペン情報活用術
齋藤孝
角川oneテーマ21、2003.6.10

本を読むとき、手帳を書くときなど、赤=最も重要、青=まあ重要、緑=自分が興味をもったところ、という三色で線を引くことで、視覚的にわかりやすくして活用しやすくする。
人によって合う合わないはあるが、何冊かやってみたところ、結構使えそうな技。

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サービスの底力!

サービスの底力!―「顧客満足度日本一」ホンダクリオ新神奈川が実践していること
相澤賢二
PHP研究所、2005.2.24

顧客満足度日本一のホンダクリオ新神奈川社長が、顧客サービスについて述べた本。
整理、整頓などSで始まる30項目を30Sとして実践し、毎朝店の前を掃除するなど、独特の方針で非常に高い顧客満足を実現している。

店の印象は一夜にして激変する(p.91)
私が一つだけ毎日やっていること、それは、「道路の向こうから店を見る」。これだけです。(p.91)
理由のない値引きは、お客様を不安にする。(p.103)
アンケートハガキでの「普通」は不満足と一緒。クレームの兆候をいち早く捉えてお客様の100倍騒げ。それくらいでちょうど良い。(p.117)
説明責任というのは商品に関してだけではなく、自分たちがやっている、その行動一つ一つの理由をちゃんとお客様に説明できるか、ということも同じくらい重要。(p.126)

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若者はなぜ3年で辞めるのか?

若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来
城繁幸
光文社新書、2006.9.20

タイトルだけ見ると、若者に忍耐力がないという本に見えるがそうではない。
就職試験という入り口では、学生は面接に合格するために自らのキャリアを真剣に考えさせられるのに、入ってしまえば従来通りの年功序列のため自分のやりたいことは40代にならなければできない、というギャップに向き合わされる。結果として、熱心な若者ほどそのギャップに耐えられずに会社をやめてしまうのである。
そして著者は、年功序列が老人の既得権を守る制度であり、若者の雇用機会を奪う制度であるとして批判する。年功序列のもとでは、何らかの目的を達成するための手段にすぎない労働が、いつのまにかそれ自体目的となり、「サラリーマン道」とでも言うべき生き方に縛られるようになる。

一言で言えば、年功序列は諸悪の根源、と言っている。

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なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?

なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?
小堺桂悦郎
フォレスト出版、2006.6.9

基本的なB/S、P/Lと、中古を使った節税テクニックなどの説明。
言っていることはまともなのだが、文体が自分にはあわなかった。
類書では、「会社にお金が残らない本当の理由」(岡本史郎)のほうが明解。

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嫌韓流

マンガ嫌韓流
山野車輪
晋遊舎、2005.07

いろいろなところで断片的に語られてきたことをまとめたという点でそれなりに評価に値する。
マスメディアが偏向している以上、このような本によってバランスをとる動きが出るのはやむを得ないことでしょう。

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東京から考える

東京から考える―格差・郊外・ナショナリズム
東浩紀、北田暁大
NHKブックス、2007.1.30

東京のいろいろな町について語りながら、最終的にリベラリズムの行く末について考える。

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半島を出よ (下)

半島を出よ (下)
村上龍
幻冬舎、2005.3.25

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半島を出よ (上)

半島を出よ (上)
村上龍
幻冬舎 、2005.3.25

福岡が占拠されるのを指をくわえて見ている日本政府、という図はありそうな話。ただ、後半の解決編とでもいうべきところが、あまりにありえなさそうなグループによるとっぴな方法で処理されている。近未来の経済が崩壊している日本の状況が描かれていたりして、そのあたりはそれなりに楽しく読める。
村上龍の本は初めて読んだが、文体には高村薫の方が強度がある印象。

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